アピックヤマダ、大型切断加工機「MAPSL-330J」を開発
新製品開発及び販売に関するお知らせ
当社はこのたび、大型切断加工機「MAPSL-330J」を開発し、販売開始いたしましたのでお知らせいたします。
なお、本装置は、切断、洗浄、乾燥、収納までを一貫して行うことができ、半導体材料以外の用途にも幅広く応用することが可能であります。
記
1.概要
本装置は、砥石ブレードにより、半導体パッケージ用有機基板などの半導体材料を個片に切断し、洗浄、乾燥、収納までを一貫で行う装置であり、半導体以外の分野への応用も期待できます。
本装置で加工する有機基板を使用した半導体は、パソコンや電子ゲーム機器の主要デバイスとして需要拡大が見込まれ、基板メーカーでは生産拡大を急いでおります。
本装置の特徴としましては、
1)高い切断精度:0.01mm
2)切断対象基板サイズ:350mm×350mm
3)ツインスピンドル方式採用による切断能力向上
4)高速ハンドリング機構採用による収納能力向上
5)マガジン供給、切断、洗浄、乾燥、概観検査選別、トレー収納までの全自動作業
などであります。
従来の基板切断洗浄工程は、「切断機」と「洗浄、乾燥、収納機」は別々の装置で独立しておりましたが、本装置のように一貫処理する装置は業界初となります。従来の方式と比較し、設備コストの低減、フロアスペースの低減、生産性の向上を実現いたしました。
2.販売価格
1台約7,000万円
3.販売見込額
2006年度2億円
2007年度4億円
以上