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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.27.Wed
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2007'04.24.Tue

NEC、災害時の情報共有を支援する「UNIVERGE 緊急対策会議ソリューション」を発売

ホワイトボード・Web会議システム・ウェアラブルコンピュータ等を組合せ、
災害時の情報共有を支援する「UNIVERGE 緊急対策会議ソリューション」の発売


【 新製品に関する情報 】

  http://www.nec.co.jp/univerge/


 NECは、自然災害や事故発生時などの緊急時に、日頃使い慣れているホワイトボード上に書いた文字や絵を専用機器で読み取り、Web会議システムやウェアラブル(身に付けることができる)コンピュータとネットワークで連携しながら、災害情報や指示事項のリアルタイムな収集・共有を支援する「UNIVERGE緊急対策会議ソリューション」を商品化し、本日より販売活動を開始いたしました。

 本システムは、東日本電信電話株式会社栃木支店の防災対応におけるニーズを取り入れて開発したものであります。同支店では、栃木県下の同社主要建物を「Bフレッツ」などでつなぎ、本システムを導入しております。

 「UNIVERGE緊急対策会議ソリューション」は、企業や官公庁が災害・事故発生時に被害情報を収集し意思決定を行う際、災害対策本部や各拠点がホワイトボードに書き込む被害情報や被災地の映像・音声を、各所各人が用いるPCのWeb会議システム画面上で、複雑な操作を行うことなくリアルタイムに共有するものであります。
 本システムは、日常使用しているホワイトボードと、ホワイトボードに書いた内容をデジタルデータに変換するホワイトボードレコーダー「コクヨ mimio Xi」、IPネットワークを基盤とするWeb会議システム「Adobe(R) Acrobat(R) Connect(TM) Professional」、小型カメラと接続し災害現場の映像や音声をリアルタイムに配信しウェアラブルな「UNIVERGE WNXサーバ」、および、これらを連携させるソフトウェア(日本SGI製)などから構成されます。また、SIP(注1)対応テレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」と連携することで、電話からのWeb会議参加も可能となります。

 「UNIVERGE緊急対策会議ソリューション」の販売価格は800万円(税別、注2)からであり、本日より出荷を開始いたします。NECは、本システムについて、今後3年間で500社への導入を目指しております。

 昨今、災害や事故が発生した際、企業には、人命(地域住民・顧客・従業員)を保護するとともに、事業継続できる基盤作りが求められております。NECではこのような社会動向を踏まえ、防災ソリューションの開発に取り組んでおります。
 東日本電信電話株式会社栃木支店は、顧客サービスの向上と、事業継続・危機管理基盤の強化に取り組んでおり、このたびのシステム導入はその活動の一環であります。同社は今後、導入したシステムをさらに発展させ、既存の災害対策マニュアルや関連資料などを加えた災害対策情報を一元的に利用できるシステムの構築を計画しております。

 「UNIVERGE緊急対策会議ソリューション」の主な特長は、以下の通りです。

1.ホワイトボードとWeb会議システムを組み合わせ、簡易操作で情報を共有
 災害・事故時にのみ使用する機器ではなく、日常使い慣れているホワイトボードに情報を書き込み、その文字や絵をホワイトボードレコーダー「コクヨ mimio Xi」によって自動的に電子化し、Web会議システム画面「Adobe Acrobat Connect Professional」で共有。Webシステムであるため、オフィス拠点間だけでなく、社員や幹部の自宅PCからもアクセスが可能。従来、電話等で被災情報を収集・伝達することが多く、状況の整理や意思決定などに時間がかかっていたが、音声情報に加え、文字情報も同時に共有ができるため、災害・事故対策への迅速な行動が可能となる。

2.ウェアラブルコンピュータと連携し、災害・事故現場の生の情報も即座に共有
 手のひらサイズ(重量約180g)で小型・軽量かつ、接続したカメラで撮影した映像や音声をモバイルデータ通信によりリアルタイムに配信・蓄積できるNEC製「UNIVERGE WNXサーバ」とWeb会議システムを結び、災害・事故現場の映像をリアルタイムにWeb会議画面上で共有できる。

3.IPテレフォニーサーバと連携し、電話からのWeb会議参加も可能
 SIP対応IPテレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」を組み合わせることで、電話からのWeb会議参加が可能になる。高品質な音声で、災害・事故現場からの報告や離れた場所にいる専門家との音声会議を行うことができ、迅速なコミュニケーションを実現。


 尚、本システムは、災害・事故発生時以外の通常業務においても、複数拠点間における映像・音声・文字情報のリアルタイムな共有に有効活用できます。

 本システムは、UNIVERGEパートナープログラム(注3)に参画しているアドビシステムズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 Garrett J.Ilg)・日本SGI株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:和泉 法夫)・コクヨ株式会社(本社:大阪市東成区、代表取締役社長:黒田 章裕)の各社が有する製品とノウハウを集結し商品化したものであります。

 NECは、都道府県防災システムにおいて約40%のシェア(注4)を有する一方、企業向けの防災対策システムやサービスで多数の納入実績を有しております。今後も、企業や官公庁の災害・事故対策を支援する総合的なソリューションの開発・販売に積極的に取り組み、安全かつ安心な社会基盤作りに貢献してまいります。

 尚、新システムは、オフィス兼ショールームである「NEC ブロードバンドソリューションセンター」(品川イーストワンタワー内)にて、デモンストレーションをご覧頂けます。また、「C&Cユーザフォーラム&iEXPO2006」(開催期間:12/6~12/8 会場:東京ビックサイト)にも出展いたします。

 「UNIVERGE緊急対策会議ソリューション」に関する詳細は、下記の添付資料をご覧下さい。

 「UNIVERGE緊急対策会議ソリューション」画面イメージ
 「UNIVERGE緊急対策会議ソリューション」概要


以 上

(注1)Session Initiation Protocol VoIPを応用したインターネット電話などで利用される、国際標準規格の通話制御プロトコル。
(注2)Web会議ソフトウェア(ライセンス50名分)、ホワイトボードレコーダー連携モジュール、WNXサーバ連携モジュール、Expressサーバ1台、WNXサーバ1台、ホワイトボードレコーダー1台での構成。SI費、現調費、工事費などは別費用。
(注3)「UNIVERGE」製品群を活用したソリューションの開発支援やプロモーション支援、販売に関する連携など、パートナー企業との連携強化を進める 「UNIVERGEパートナープログラム」を展開している。
(注4)当社調べ


 UNIVERGE緊急対策会議ソリューションに関する情報 http://www.nec.co.jp/univerge/


■UNIVERGEに関するお客様からのお問い合わせ先
 NEC UNIVERGEインフォメーションセンター
 電 話:0120-75-7400
 Eメール:univergeinfo@usc.jp.nec.com
 受付時間:9:00~12:00/13:00~17:00(土・日・祝日・年末年始を除く)


 このページに掲載されているプレスリリースその他の情報は、発表日現在の情報であり、時間の経過または様々な後発事象によって変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

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