ネットワールドとMVD、Linuxサーバシステムバックアップソリューションで業務提携
ネットワールドとマウンテンビューデータ、Linuxサーバシステムバックアップソリューションで業務提携
Linuxシステムバックアップのデファクトスタンダードとして「PowerCockpit」の導入ライセンス 3倍増を目指す
ITインフラのソリューション・ディストリビュータの株式会社ネットワールド(本
社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村康彦)とマウンテンビューデータ株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役:クリフ・ミラー、略称:MVD)は、Linuxサーバ向けシステムバックアップソリューションで業務提携したことを発表いたします。
これにより、ネットワールドは、MVDのLinuxシステムバックアップ/デプロイメント用ソフトウェア「PowerCockpit」(パワー・コックピット)を販売開始します。
昨今、一般企業における業務システムとしてもLinuxサーバの導入が加速していることから(※)、両社は、災害・障害対策のシステムバックアップソリューション、サーバ統合・運用ソリューションとして、同市場に対するPowerCockpitの共同プロモーションを積極的に展開します。
PowerCockpit は、Linuxシステムを停止させることなくOSやアプリケーションなどのシステムイメージを取得してリポジトリ管理し、システムの復元や、複数システムへの一括同時展開が可能で、システムリカバリやサーバ再構築などに有効です。
ネットワールドは、VMwareによる仮想化テクノロジを中心とするサーバ統合ソリューション、システムバックアップソリューションのラインアップにPowerCockpitを加えることにより、サーバ運用効率を高めTCOを削減したいユーザ、災害時やシステム障害時のリカバリ対策を強化してビジネス・コンティニュイティ(ビジネスの継続性)を高めたい企業ユーザに向けたLinuxベースのサーバ統合・運用ソリューションを拡充できます。
ネットワールドでは、初年度3,000ライセンスのPowerCockpitの販売を目標としています。
価格は、管理サーバと8ノードライセンスをセットとするベースライセンスが409,500円(税込)、追加ライセンスは8ノード199,500円(税込)です。
MVDは、官公庁、大手企業、データセンタを中心として多くのユーザにPowerCockpitの導入実績がありますが、今回、Linuxサーバ市場におけるソリューション提案力があり、充実した技術支援体制と有力な販売パートナを擁するネットワールドとの提携により、PowerCockpitの販売を一気に加速できるものと期待しています。
MVDは、Linuxシステム用システムバックアップソリューションのデファクトスタンダードを目指してPowerCockpitの普及を加速し、向こう2年間でPowerCockpitの導入数を3倍以上に拡大する計画です。
※ 「Linuxオープンソース白書2006」によるLinuxサーバ導入状況
企業規模が
1,000億円以上の企業 50.9%
1,000億円未満の企業 45.0%
500億円未満の企業 31.5%
300億円未満の企業 37.9%
■ PowerCockpitについて
http://www.mountainviewdata.com/jp/products/index.html
PowerCockpitは、Linuxシステムを停止させることなくオンラインでOSイメージを取得可能なシステムバックアップやプロビジョニングのためのソフトウェアです。バックアップ取得時とリストア時のハードウェア構成が異なっていても、自動的に構成を認識し高速でリストアすることができます。
収集したOS及びアプリケーションのシステムイメージをレポジトリ管理し、いつでもシステムを再構築できます。また、保存しておいたシステムイメージを高速で複数のサーバへ一括導入(デプロイメント)することも可能で、サーバの新規構築やハードウェア移行時の人的コストや時間を大幅に削減します。Linuxプラットフォームに特化した製品で、ほとんどのLinuxディストリビューションや古いバージョンにも対応しています。
[主な機能・特徴]
・システムイメージのコレクト/デプロイメント機能 (システムリカバリ)
・IP マルチキャスト機能(イメージの複数同時高速展開)
・ディスクパーティション作成機能(ディスクレイアウト編集)
・グローバルコマンド(コマンドの一斉配信)
・ファイル転送機能(ファイルの一括転送)
・RPM 一括配信機能(RPMコマンド発行)
・プロパティレポート機能(サーバ情報取得 サービス監視/死活監視)
・Perl スクリプトインターフェース機能(アクションの自動化)
・SDKの無償提供(サードベンダによるモジュールの開発)
[利用例]
・障害復旧対策(ディザスタリカバリ)
・サーバ環境の一括構築(デプロイメント)
・アプライアンスサーバのキッティング
・ハードウェアのマイグレーション
・開発、トレーニング環境の構築
[販売価格]
PowerCockpit 2.2 スタンダード ベース 税込み価格 ¥409,500-
(管理サーバ+8ノードの基本セット、年間プロダクトサービス付き)
PowerCockpit 2.2 スタンダード 追加8ノード 税込み価格 ¥199,500~
(プロダクトサービス付き
※期間はスタンダードベースのサービス期間に準じます)
■マウンテンビューデータ株式会社について
http://www.mountainviewdata.com/jp/
マウンテンビューデータは企業向けのサーバ管理ソフトウェアの開発を行っており、その中核製品である”PowerCockpit”は現在、主要な電機、電子、自動車、生命保険、ITプラットフォーム、システムインテグレーターの他、学校、研究所、米国政府機関(国立衛生研究所、米国エネルギー省など)のデータセンタ等で採用いただいております。現在、日本、米国、中国に拠点がありグローバルに活動しています。
■株式会社ネットワールドについて
http://www.networld.co.jp/
株式会社ネットワールドは、ITインフラストラクチャのソリューション・ディストリビュータとして、ユーティリティ・コンピューティング時代の企業データセンタと、そのセキュアでユビキタスなアクセスを実現する革新的な技術製品と関連サービスを提供しています。サーバやストレージ、そしてアプリケーションの仮想化に早期から取り組み、次世代のITインフラストラクチャのあるべき姿をリードしています。
◆ お問い合せ先 ◆
[製品に関する読者お問い合せ先]
マウンテンビューデータ株式会社
TEL:03-5712-5686
E-mail:j-sales@mountainviewdata.com
株式会社ネットワールド
TEL:03-5210-3911
E-mail:mvd-info@networld.co.jp
記載されているロゴ/会社名/製品・サービス名は各社の登録商標または商標です。