電通テックやNECなど4社、店頭マーケティング専門会社を設立
店頭マーケティング専門会社
「株式会社電通リテールマーケティング」設立のお知らせ
株式会社電通(代表取締役社長:俣木盾夫、本社:東京都港区 以下、電通)の100%子会社である株式会社電通テック(代表取締役社長:松井達二、本社:東京都中央区 以下、電通テック)、株式会社あらた(代表取締役 社長執行役員:伊藤昌弘、本社:千葉県船橋市 以下、あらた)、日本電気株式会社(代表取締役 執行役員社長:矢野薫、本社:東京都港区 以下、NEC)、大日本印刷株式会社(代表取締役社長:北島義俊、本社:東京都新宿区 以下、DNP)の4社は、独自のCRM事業(D-CRM(*注1)サービス)を基盤とし、メーカーと小売業の商談支援や売場づくり、店頭販売促進、店頭での商品管理など、「店頭」および「その店頭に至るまでの商品の流通過程」におけるあらゆるマーケティングの支援サービスを提供する新会社「株式会社電通リテールマーケティング」を平成18年11月17日に設立し、平成19年1月1日に営業を開始いたします。
株式会社電通リテールマーケティング設立の背景、会社概要等は以下の通り。
<設立の背景>
近年、「広告やキャンペーンが商品の販売拡大に直結していないのではないか?」といった問題をクライアントより提起されるケースが増加しておりますが、この問題点の多くは、広告や販売促進キャンペーンそのものよりも、商品の「店頭化率の低さ」や「販売促進の店頭実現力の低さ」に起因していることが、データからも検証されております。また、商品の認知から購入に至るプロセスをワンストップで解決するニーズが高まる中、特に「店頭」と「その店頭に至るまでの商品の流通過程」におけるマーケティングサービスの開発が急務となっております。
このような問題解決に正面から取り組み、電通テックならびにNECが共同で提供しているD-CRMサービスを基盤とし、あらたの卸売業としての高精度な店頭での商品管理力とその全国ネットワーク、NECのITソリューションと小売業向けシステムインテグレーションの開発力・営業力、DNPのオンデマンド印刷技術、そして、電通のマス広告を基軸とした統合型キャンペーンの展開力など、各社の競争力を集結させることにより、大きな相乗効果を発揮させ、今までにない独自のCRMを基盤とした「リテールマーケティングサービス」を提供する新会社を設立することとなりました。これにより、マス広告をはじめとする広告キャンペーンから購買の最終ステージである店頭までのコンタクトポイントを、ワンストップで結ぶソリューションとしてのマーケティングサービスの提供が可能となります。
※新会社の概要、各社の主な役割は添付資料をご参照ください。