UCカード、花王と提携し企業間取引におけるソリューション決済サービスを提供
― 企業間の決済業務の負担軽減をサポートする仕組の開発に向けて ―
UCカード、花王と提携し企業間取引におけるソリューション決済サービスを提供
ユーシーカード株式会社(以下、UCカード、本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:山城興英)は、化粧品・日用品最大手の花王株式会社(以下、花王、本社所在地:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:尾崎元規)と提携し、同社がその取引先から事務用品や消耗品等の小額な間接材を購入する際の企業間決済サービスを提供することで合意致しました。
現在、メーカー等の企業では、部門別、拠点別に取引先から小額な間接材を購入しているケースが多く、各々が取引内容毎に発注データを管理し、支払い業務を行っております。その個別取引の内容を本部経理部門が管理していくことは非常に煩雑な業務となっているのが現状で、本決済サービスは、そのような煩雑な業務を合理化し、コスト削減することを目的にしております。
本決済サービスの主な特徴は、本決済サービス導入企業(以下、導入企業)と取引先間をWeb環境によりネットワーク化することで、導入企業の本部経理部門による発注データの一元管理を可能とし、取引先への支払いを取引先単位に集約化することが可能となり、さらにその支払い業務をUCカードが代行することで、コスト削減を実現します。
また、昨今、国内企業に求められている日本版SOX法による内部統制強化の動向を鑑み、財務報告の適正性、透明性の確保に必要な体制の一助として本決済サービスをご活用いただくことも可能です。
さらに、取引先も受注データや取引代金の一元管理が可能になる他、従来よりも取引代金の資金化が早まり、事務負荷の軽減と業務効率化を図ることが可能となります。
一方、UCカードは、本サービスを提供することにより、導入企業から取引先への請求・支払い等の精算業務を代行することでビジネスの拡大を図ることが可能となります。
UCカードは、2005年10月に加盟店業務及びプロセシング業務に特化する会社となりました。長年培ったクレジットカード決済業務に関わるノウハウを生かし、日本初の「総合決済プロセシングサービス会社」を目指して、今後も、本サービスを含め多様な決済サービスを提供すべく、積極的に取り組んでまいります。
【 各社のメリット 】
(1)導入企業
1)経理部門における会計管理の合理化
2)発注管理、検収管理の合理化
3)日本版SOX法による内部統制強化(財務報告の透明性)
⇒ 業務の合理化、コスト削減を実現
(2)取引先
1)請求書発送に伴う事務負担の軽減、及び郵送代金の削減
2)決済システムにより、導入企業の検収状況及び入金予定日の確認による効率的な売掛金管理の実現
(3)UCカード
企業間決済サービスへの本格参入、ビジネスの拡大
【 スキームフロー 】
(※ 関連資料を参照してください。)
以上