損保ジャパン、新たな再生プラン「新中期経営計画」を策定
損保ジャパン再生プラン(修正版:新中期経営計画)について
-「信頼回復」、「社会への貢献」、「お客さま第一の実現」に向けて-
株式会社損害保険ジャパン(以下「損保ジャパン」、社長:佐藤正敏)は、6月26日付で金融庁に提出した「業務改善計画」および「社員および関係者の皆さまの声」をふまえ、「損保ジャパン再生プラン」(以下「再生プラン」)を策定し、本年9月25日に公表しました。
当社は「再生プラン」をベースにして、「コーポレートガバナンス・リスク管理・コンプライアンスの実効性向上」や「風通しのよい企業風土となる仕組みづくり」に全力で取組み、体質改善、経営品質向上を図るとともに、「第一線のインフラ」確立を中心とした成長戦略にも積極的に経営資源を投入することにより、将来の飛躍的な「規模拡大」と「収益力強化」の両立を目指し、経営基盤を強化しております。
今般、損保ジャパンは、「再生プラン」の内容を一層充実するとともに、2006年度からスタートした新中期経営計画(以下「新中計」)の数値目標を修正し、新たに「再生プラン」の数値目標を策定しました。
今後、損保ジャパンは、「再生プラン」に沿って、「信頼回復」、「社会への貢献」、「お客さま第一の実現」に向けた取り組みを最優先に実行し、全社一丸となって再生を目指します。
1.再生プランの基本方針
2006年6月26日に金融庁に提出した「業務改善計画」をベースに、「コーポレートガバナンス・リスク管理・コンプライアンスの実効性向上(呼称:基盤がっちり推進)」と「風通しのよい企業風土となる仕組みづくり(呼称:社員いきいき推進)」を事業展開の大前提として、代理店とともにお客さま第一を実践することで、「リスクと資産形成に対する卓越した解の提供」に努めます。こうした基盤の構築を最優先に行い、そのうえで5つのコア・コンセプトを中心とする「成長」と「経営理念の真の実現」を目指します。
業務改善計画の内容および社員の声をふまえ、最優先で取り組まなければならない重要課題として、「コーポレートガバナンスの透明性向上、リスク管理・コンプライアンスのさらなる実効性向上」、および「会社の大事な財産である社員が、いきいきと仕事ができる環境や仕組みづくり」の2つを認識しました。
そこで、「再生プラン」においては、この2つを事業展開の大前提として、「透明性のある経営」「社員と経営とのコミュニケーション」、および「納得感のある社内制度」を実現します。そして、代理店の皆さまとともに、お客さま第一を実践することにより、リスクと資産形成に対する卓越した解を提供することに取り組みます。これら経営基盤強化の取り組みにより、「信頼回復」、「社会への貢献」、「お客さま第一の実現」を果たし、そのうえで、5つのコア・コンセプトを中心とするさらなる成長戦略を遂行することで、「国内事業の成長を中心としたグループ収益の向上」を目指します。
※全体像など詳細は添付資料参照
以上