キャッツ、プログラミング入門書「SystemC プログラミング 基礎講座」を発売
CATS 翔泳社より「SystemC プログラミング 基礎講座」を発行
XModelinkシリーズ「SystemC Debugger」体験版とサンプルを収録
キャッツ株式会社(社長・上島康男、横浜市港北区)は、翔泳社から「SystemC プログラミング 基礎講座」を23日から発売開始したと発表した。税込価格は3,570円。
キャッツが1990年に発表した組込み開発向けCASEツール「ZIPC」は、国産初のCASEツールとして、デジタル家電や携帯話、制御システムなどの開発ツールとしての評価を高め、組込みシステム開発用CASEツール分野で1998年以来7年連続の国内シェア首位(電子情報技術産業協会(JEITA)調べ)を続けている製品である。
ソフトウェア、ハードウェアの両方を記述できるC++の拡張言語である「SystemC」への取り組みとしては、ZIPCでのCASEツール開発、販売のノウハウを活かしてEDAツール「XModelink SystemC Debugger」を2004年に発表している。
本書籍はSystemC言語でのプログラミング入門書であり、組み込み開発のソフトウェア開発者、ハードウェア開発者の両方を対象としている。特長として、HDL(Hardware Design Language)開発におけるRTL(Registor Transfor Level)から段階別に抽象度をあげて学ぶ事が出来るようになっており、全て読み終えた後にはトップダウン設計が理解出来るという構成になっている。
また言語習得では、実際に手を動かして体験しながら学ぶ事が大切である。付録CD-ROMにVisual Studioのプラグインツール体験版「XModelink SystemC Debugger」と、Dフリップフロップや加算器回路等のサンプルも収録しており、SystemC入門書の決定版と言え、Verilog/VHDLプログラマ、エンタープライズ系エンジニアに最適である。
キャッツ株式会社ではSystemC言語セミナも開催しており、そのセミナのテキストとしても使用される予定である。
キャッツ株式会社 ソフトウェア事業部 技術2課 塚田雄一 著 「SystemC プログラミング 基礎講座」は2006年11月23日に正式発行。
商品情報
http://www.seshop.com/detail.asp?pid=7372&mode=
商品目次
http://www.seshop.com/detail.asp?pid=7372&mode=spec
セミナ情報
http://www.zipc.com/seminar/systemc/systemc_introduction.html
※「XModelink SystemC Debugger」の製品概要はこちら
http://www.zipc.com/product/xmodelink/detail_05.html