日産自、10月の国内生産・販売・輸出実績を発表
日産自動車 2006年10月度 生産・販売・輸出実績
日産自動車株式会社は27日、10月度の生産・販売・輸出実績をまとめた。
1.生産
グローバル生産は294,677台 (対前年同月比+5.9%)と、10ヶ月ぶりに前年実績を上回った。
国内生産は新型「インフィニティG35(日本名:スカイライン)」、「ムラーノ」、「インフィニティFX」等が前年同月を上回ったものの、その他車種の台数減により、101,619台(同-0.5%)と前年実績をわずかに下回った。
海外生産は193,058台(同+9.5%)と7ヶ月ぶりに前年実績を上回った。米国は、11月発売予定の新型「アルティマ」の生産開始や、「フロンティア」、「クエスト」、「パスファインダー」等の増加により、72,562台(同+0.5%)と前年実績を上回った。メキシコは、新型「セントラ」の生産開始により、44,778台(同+43.6%)と前年実績を大きく上回った。
英国は、29,218台(同+13.3%)と、前年実績を上回った。スペインは、「ナバラ」、「プリマスター」等の商用車の堅調な需要により、21,696台(同+10.5%)と前年実績を上回った。 その他の地域は、24,804台(同-9.8%)と前年実績を下回った。
2.販売
国内登録は、昨年11月に発売した「ウィングロード」や、昨年12月に発売した「ブルーバード シルフィ」が、前年同月比を上回ったが、その他の車種の台数減により、39,448台(同-8.2%)と、13ヶ月連続で前年実績を下回った。
また、軽自動車を含む国内販売は、10月に発売した新型「オッティ」の好調などにより、51,809台(同+1.6%)と13ヶ月ぶりに前年実績を上回った。国内登録車市場シェアは、前年同月に対し-0.4ポイントの14.9%で、軽自動車を含むシェアは、前年同月に対し+0.7ポイントの12.6%であった。
米国販売は、新型「セントラ」、新型「ヴァーサ(日本名:ティーダ)」の好調により、75,095台(同+3.9%)と8ヶ月ぶりに前年実績を上回った。また、「ムラーノ」と「アルマーダ」は10月の過去最高を記録した。
欧州販売は、41,064台(同+41.4%)と前年実績を上回った。
3.日本からの輸出
輸出は、58,867台(同-1.7%)と、前年実績を下回った。
北米向けは、24,316台(同+10.3%)と、前年実績を上回った。
欧州向けは7,005台(同+10.8%)と、前年実績を上回った。
以 上