セーレン、次世代電磁波シールド材の量産化に向け新工場建設
新規事業立ち上げに関するお知らせ
当社はエレクトロニクス事業領域で、「次世代エレクトロニクス部材」となる電磁波シールド材の開発に成功、その量産化に対応するため約120億円を投じ、当社生活科学総合ステーション内(福井県坂井市)に下記の通り新工場を建設することになりましたのでお知らせいたします。
記
1.目的:
(1)次なる飛躍(21世紀のグッドカンパニー)のための新規事業展開
(2)伸び続ける電磁波シールド材の需要増への対応およびコスト競争力への対応
2.新規事業の概要:
非繊維素材(フィルム)をベースにした次世代電磁波シールド材の量産化
(1)主な用途 PDP(プラズマディスプレイ)、各種デジタル電子機器の電磁波シールド材用途、あるいは導電材用途
(2)特 徴 a.急激な需要増への対応や価格競争力に強い
b.製造技術、設備設計等すべてを自社開発し、今後の市場ニーズへの対応力が大きい
3.新工場の概要:
(1)場 所 福井県坂井市三国町テクノポート2-3-1
セーレン(株)生活科学総合ステーション敷地内
(2)延床面積 40,000m2(クリーンルーム面積 23,000m2)
クリーン度は100、1,000、10,000
(3)建物構造 鉄骨(クリールーム仕様) 一部2階建て
(4)生産能力 月産50万m2/月(2010年時点)
(5)着 工 2006年12月
(6)完 成 2007年 9月(予定)
(7)生産開始 2007年11月(予定)
(8)人 員 50人(2010年時点)
4.投資総額:
120億円(2010年までの5ヵ年間。新工場、設備機材を含む)
5.売上高:
年間100億円(2010年)をターゲット
6.業績予想に与える影響:
今回の新規事業は来期の生産開始となるため、平成19年3月期通期の業績予想に影響はありません。
以上