アドバンスト・メディア、「AmiVoice」活用の店舗経営システムをMHSダイニングと共同開発
AmiVoice(R)を活用した店舗経営システムをMHSダイニングと共同開発
-外食業・ホテル旅館業向け顧客意見徴収、ロス管理・棚卸システムを展開-
株式会社アドバンスト・メディア(東京都豊島区 代表取締役社長 鈴木清幸、以下アドバンスト・メディア)は、外食業及びホテル旅館業界向けのシステム開発及びコンサルティング事業を展開するMHSダイニング株式会社(東京都港区 代表取締役社長 沼本浩、以下MHS)と音声認識技術「AmiVoice(R)」を活用した外食業・ホテル旅館業向け顧客意見徴収システム、ロス管理・棚卸システムを共同開発しました。なお、これらのシステムは2006年12月よりMHSが販売開始します。
このたび開発したシステムは、店舗経営のIT化を推進し、経営状況を効率的且つ的確に把握できます。その結果、顧客満足度の向上・徹底したムラ・ムダの排除を実現、高収益化に貢献します。これらのシステムに音声認識技術「AmiVoice(R)」が採用された理由は、使用する人の声を事前に学習させる必要がない「不特定話者対応」の技術であることでした。その結果、ユーザのイントネーションや話すスピードなどに左右されず、だれでもすぐにシステムを活用できるため、導入直後から大きな業務効率化を実現します。
「顧客意見徴収システム(以下、意見徴収システム)」
従来、サービス業界は、顧客の満足要素、不満要素、個人の嗜好や特徴などのいわゆる「情報の宝の山」を集めるため、アンケートの実施や、手書きによる報告などを行なってきました。このたび開発された「AmiVoice(R)」を活用した意見徴収システムは、店舗内で聴取した顧客の声を従業員が手書きでなく音声入力することで、低コスト・効率的・システマティックな顧客情報収集を実現します。各店舗で収集された顧客情報は、サーバ内のデータベースにて蓄積・管理されます。その蓄積・管理されたデータを活かし、サービスレベルや問題点を迅速かつ正確に解決します。
「ロス管理・棚卸システム(以下、『ロス夫&棚子』)」
『ロス夫&棚子』は、「AmiVoice(R)」を活用したロス管理と棚卸在庫管理を行なうシステムです。繁忙時には困難であった厨房での食材等のロス管理作業は、音声認識に対応したロス管理システム(ロス夫)を使用することで、効率的できめ細かい管理が可能となります。また、今まで省力化することが困難であった棚卸在庫管理も、音声認識に対応した棚卸在庫管理システム(棚子)を使用することで、煩雑な在庫カウントから端末入力まで省力化、コストダウンを実現します。店舗の人件費を圧縮した上、棚卸頻度を高め精度を向上させることで、店舗収益管理を徹底できます。『ロス夫&棚子』へのデータ入力は音声マイクとPDA端末だけで行える為、PCその他の機器を必要とせず、店舗の省スペース化も同時に実現可能です。
今後、これらのシステムを応用した発注システムの共同開発を行い、ターゲットを外食、ホテル旅館業から、小売業、一般サービス業へ順次拡大していきます。両社は、音声認識技術を活用し店舗経営におけるIT化を推進することで、各業界の業務効率化に貢献するシステムを提供していきます。
【製品について】
○意見聴取システム
○導入費用 600万円
○月額利用料金 4万5千円/店舗 (ASP提供/メンテナンス含)
○ロス夫&棚子
○導入費用 500万円
○月額利用料金 4万5千円/店舗 (ASP提供/メンテナンス含)
<株式会社アドバンスト・メディア 会社概要>
社名: 株式会社アドバンスト・メディア
代表者: 代表取締役社長 鈴木 清幸
本社: 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 48階
URL: http://www.advanced-media.co.jp/
設立: 1997年12月
資本金: 34億8,587万円(2006年10月末日現在)
事業内容:
・AmiVoice(R)を組み込んだ音声認識ソリューションの企画・設計・開発を行う「ソリューションサポート事業」
・「ソリューションサポート事業」で掘り起こされた市場のニーズに適合するパッケージ商品をライセンスとして提供する「ライセンス事業」
・当社自身がAmiVoice(R)を使い、企業内のユーザや一般消費者へサービス提供を行う「サービス事業」
■アドバンスト・メディアについて
アドバンスト・メディアは、独自の音声認識等の技術AmiVoice(R)により、“声”で文章入力などができる各種ソリューションを提供してきました。AmiVoice(R)エンジンは不特定話者に対応していますので、利用者は声の事前学習(エンロールメント)を行うことなく、すぐに音声入力できます。特に医療分野においては、導入施設が1,800を超えるまでとなり(2006年10月現在)、医療診断の効率化に貢献しています。また、議事録作成支援システムにおいては、北海道議会や沼津市議会をはじめとした数多くの自治体の議会に採用され、その導入効果が高く評価されています。
<MHSダイニング株式会社 会社概要>
社名: MHSダイニング株式会社
代表者: 代表取締役 沼本 浩
本社: 東京都港区芝2-5-6 芝菱信ビル7F
URL: http://www.mhs-d.com/
設立: 2005年9月28日
資本金: 5億2,833万円 (資本準備金含む・2006年10月末日現在)
事業内容:
・外食業及びホテル旅館業向け経営効率化システムの開発「システム事業」
・外食業及びホテル旅館業向け、新業態開発、業態改善及び成長戦略実現の為の他店舗化、FC化支援、及び本部構築
・再生ファンド、投資ファンドからの運営受託、再生全般にわたるアドバイザリー業務
・直営和食店「瑞宝雅」の海外展開
【一般の方のお問合せ】
株式会社アドバンスト・メディア
新規事業開発室
TEL: 03-5958-1091
FAX: 03-5958-1033
E-mail:info@advanced-media.co.jp