三菱電機ビルテクノサービス、エレベーターでの手の引き込まれ警報装置を販売開始
2段階の警告により、エレベーターの乗場側・かご側の双方で、
利用者の手の引き込まれ防止を目的とした
警報装置「ドア・アラームW(ダブル)」を販売開始
”ビルを、まるごと、心地よくする”-三菱電機ビルテクノサービス株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:岡部季生)では、三菱エレベーター引き込まれ警報装置「ドア・アラームW(ダブル)」を、12月1日から販売開始します。
エレベーターのドアに寄りかかったり、手をついたりしたままドアが開くと、隙間(戸袋)に手が引き込まれる恐れがあります。特に、子どもの手は小さくて柔らかいため、誤って引き込まれることがないよう十分な注意が必要です。
「ドア・アラームW(ダブル)」は、エレベーターの乗場側・かご側のドア付近に複数の赤外線ビームを張り巡らしたセンサを設置し、赤外線ビームがさえぎられた場合に人の手など体の一部がドアに触れている可能性があると判断します。エレベーターのドアが開く前にセンサが感知状態になるとドアが開くことを自動アナウンスします。さらにドアが開く直前になってもセンサ感知状態が継続している場合は、ドアの開きはじめを遅らせて、アナウンスとブザーでドアから離れるように強く警告します。
マンション・流通施設を中心に初年度1500セット(かご1箇所+乗場1箇所の標準セット)の販売を見込んでいます。
◆「ドア・アラームW(ダブル)」の特徴
1.二段階のアナウンスにより引き込まれを注意喚起する W(ダブル)警報
エレベーターのドアが開く前にセンサが人の手などを感知した場合はアナウンスで注意を呼びかけ、さらに開く直前になってもセンサ感知状態が継続している場合にはアナウンスとブザーの組み合わせによって強く警告することで、他のことに気をとられやすい子どもたちや音声が聞き取りにくいお年寄りなどへも注意をゆき届かせます。
(1)ドアが開く前にセンサがドア付近の手などを感知した場合
→ アナウンス「ドアが開きます」
(2)さらにドアが開く直前になってもセンサ感知状態が継続の場合
→ アナウンス「ドアから離れてください」「ドアが開きます」 + ブザー「ブッブッブッ」
(注)適用機種によりアナウンス・ブザー音が異なる場合があります。
2.ドア開きはじめ遅らせ機能
ドアが開く直前になってもセンサ感知状態が継続している場合は、ドアの開きはじめを遅らせて、アナウンスとブザーでドアから離れるように強く警告した後、ドアを開きます。
3.エレベーターの乗場側とかご側の双方の安全に配慮したW(ダブル)センサ
エレベーターの「乗場で待っている方」と「かご内に乗っている方」の双方に配慮し、乗場側とかご側のそれぞれに、最大194本の赤外線ビームを張り巡らしたセンサを設置し、安全性を高めています。
*商品紹介ページ
http://www.meltec.co.jp/products/ev_es/el_related/d_Alarm_w.html
※仕様などは、添付資料をご参照ください。