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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'04.24.Wed
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2007'05.16.Wed

アドビ、あらゆるデザインと出版を自動化するプロフェッショナル・プラットフォームを発売

アドビ システムズ社、あらゆる業種業態の企業の、グラフィカルリッチな印刷物の大量処理ニーズに対応したソリューションを日本市場で展開開始

Adobe InDesign Server CS2を発表


 アドビ システムズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ギャレット イルグ(Garrett J. Ilg))は、あらゆるデザインと出版を自動化するプロフェッショナル・プラットフォーム「Adobe(R) InDesign(R) Server CS2(アドビ インデザイン サーバー)」(Windows(R)版/Macintosh(R)版)を、2007年1月より、アドビマスターソリューションリセラー(AMSR)を通じて提供が開始されると発表しました。

 InDesign Server CS2は、デザインを中心としたサーバーベースの自動出版ソリューションを構築するための新しいテクノロジープラットフォームです。システムインテグレータはInDesign Server CS2をベースに精度の高いグラフィックスや複雑なデザインの印刷物を大量に処理するためのソリューションを開発、提供することができるようになります。

 InDesign Server CS2は、高度なグラフィック制作を可能にするレイアウト、デザインソフトウェアであるAdobe InDesign CS2のコアエンジンを活用したサーバソリューションです。Adobe InDesign CS2と同じ自動化テクノロジーのコードベースと、高品質な組版およびグラフィックスを共有・サポートしているため、業務の自動化に加えて、サーバー環境でのクリエイティブコントロールが可能になりました。両製品に共通のXML機能により、XMLベースのコンテンツ管理システムおよびデータベースとのシームレスな統合ができます。さらにInDesign Server CS2は、すぐれた拡張性、運用管理、および信頼性を提供しているため、システムインテグレータは高品質な自動出版ソリューションを構築できます。

 InDesign Server CS2を統合するサードパーティソリューションは、組版処理およびその処理タスクをサーバーに任せることにより、従来のデスクトップリソースを大幅に開放することができます。これにより、編集者とデザイナーは、ファイルのチェックインとチェックアウト、メタデータの保存、サムネイルの作成、PDFプルーフのレンダリングなど、プロセッサに負荷のかかるタスクからパソコンを解放させることができます。

 InDesign Server CS2ベースのシステムを開発するサードパーティーは、条件ロジックの使用を含む、文書組版プロセスを完全に自動化することができます。InDesign Server CS2は、そのマルチプロセッササポートによりスループットを増大させ、エンドユーザによる高速処理を保証します。また、業界標準のSOAP (Simple Object Access Protocol)インターフェイスを利用することによって、コンテンツ管理システムなど他のシステムと容易に統合することができます。複数名が共同で作業を行う編集ワークフローの場合には、XMLをフルサポートするInDesign Server CS2では、構造化されたコンテンツにフォーマットを適用することができます。InDesign Server CS2であれば、これまでになく幅広いユーザが高品質かつオンデマンドでのページ組版を行うことができます。

 アドビ システムズ 株式会社では、業種業態を問わず、小規模なワークグループ向け、イントラネットを介して社内での情報共有を行う企業向け、また、不特定多数のユーザとのインタラクティブなコミュニケーションを行うBtoCでの利用が可能なInDesign Server CS2の多様なライセンスモデルを提供しています。

 InDesign Server CS2ライセンスを取り扱うアドビマスターソリューションリセラー(AMSR)の詳細については以下のWebサイトをご参照ください。
http://www.adobe.com/jp/enterprise/partners/japan.html

 InDesign Server CS2のプラグインソリューションを開発、提供しているパートナーの詳細については以下のWebサイトをご参照ください。
http://www.adobe.com/jp/products/indesignserver/partners.html

 InDesign Server CS2の提供開始に関するソリューションを開発、提供しているパートナーの方々からコメントは以下のとおりです。

 株式会社エル・シー・エス 専務取締役 川村 則夫氏は、「ネットを介した自動組版、組版結果のPDFによるフィードバック等のサービスの提供には、InDesign Serverが不可避です。エル・シー・エスは電算写植からDTPにわたる自動組版の開発実績をベースに、InDesign Serverを中核としたソリューションを提供いたします」と述べています。

 株式会社恒陽社 グラフィック事業部 デジタルパブリッシンググループ マネージャー 永島 孝也氏は、「InDesign Server CS2は、これまでのDTP・パブリッシングの既成概念を打ち破り、ワークフローを大きく変える可能性を秘めたテクノロジーだと考えています。恒陽社グラフィックスは、このテクノロジーを利用し、高効率とクリエイティビティーの高さを両立したソリューションを今後提供していきます」と述べています。

 有限会社ソリッドファクトリー 代表取締役 柿本 健二氏は、「従来、InDesignの組版機能がサーバー環境で利用できれば新たな市場も模索できるのではないかと考えておりましたので、今回のサーバー版は非常に魅力的な製品だと考えております」と述べています。

 大日本印刷株式会社 C&I事業部 第1トータルソリューション本部 Bプロジェクトリーダー 川上 能徳氏は、「InDesign Serverは現在のDTP作業の効率を大きく改善する可能性を持った、画期的な製品です。DNPは2006年4月に次世代の商品DBシステムPro-V(プロファイブ)の販売を開始し、2007年1月にはInDesign Serverを新機能として組み込んでリリース予定です。これによりカタログ制作業務をこれまで以上に効率化できると考えています」と述べています。

 凸版印刷株式会社 取締役 生産・技術・研究本部副本部長 三井 清治氏は、「今回のInDesign Serverビジネスモデルを歓迎します。これがリリースされれば弊社が持つビジネスモデルのうちのいくつかがすぐに移行でき、ビジネスの幅が拡大するものと期待しています。InDesignの機能を、Webを介して、柔軟で幅広い活用方法が可能になると考えられます。それによって、媒体制作編集のフローは一企業が担うのではなく、情報流通のビジネスシーンの一部として組み込まれる事になるでしょう。業界の大きな転換期になると思います」と述べています。

 株式会社プロフィールド 代表取締役 植野 博氏は、「プロフィールドは、Adobe InDesignの自動組版分野の主要プラグインであるProDIXのサーバー対応製品として、ProDIX AutoSpeederをリリースします。本製品は、情報提供システムとして、お客様の新たなビジネス展開と拡大を強力にサポートいたします」と述べています。

 株式会社ロココ 代表取締役社長 長谷川 一彦氏は、「ロココは、この度のAdobe InDesign Server CS2のリリースを歓迎いたします。Adobe InDesign Server CS2と自動組版ソフトウェアMETAWORKSによって、業界分野を問わず、企業は革新的なパブリッシングソリューションを手にすることができます」と述べています。

 InDesign Server CS2をご導入予定のお客様からのコメントは以下の通りです。

 株式会社 情報サービス 代表取締役 山田 修二氏は、「株式会社 情報サービスは、中国地方で毎週3回発行の総合求人情報誌イエローブック、毎週発行の総合求人情報誌ジョブゲイツの発行を行なっています。それら求人情報誌の発行の為に、統合情報発信システム(WEB-JINS)を構築いたしました。システムの特徴として、契約情報や原稿データの入力を、営業担当者がモバイル端末で行なう事ができ、雑誌や新聞、タブロイド紙の制作において、もっとも面倒で重要な原稿作成、原稿版下の作成・確認をWebシステム上で実現しています。さらに、組版工程を自動処理化することで、編集工程の大幅なコスト削減を可能にしました。本システムでは、Adobe InDesign Server CS2とプロフィールド社の自動組版エンジンとしてProDIX AutoSpeederを採用することで、全言語対応・パッケージ化を果たしたJINS-5を開発し、リーズナブルな価格でエキストラネットでの利用を可能にしました。今後は、どこでもスピーディーな原稿作成から校正のフローを実現可能したことで更なる事業拡大に取り組みます」と述べています。

必要システム構成※

Macintosh版
・ PowerPC(R) G3、G4またはG5プロセッサ
・ Mac OS(R) X、Server v10.3.x~10.4.x
・ 512MBのRAM
・ 575MBのハードディスクの空き容量
・ CD-ROMドライブ
・ PostScript(R)プリンタの場合:PostScript Level 2またはPostScript 3(TM)

Windows版
・ インテル(R) Pentium(R) 4プロセッサ
・ Microsoft(R) Windows Server 2000またはWindows Server 2003
・ 512MBのRAM
・ 410MBのハードディスクの空き容量
・ CD-ROMドライブ
・ PostScriptプリンタの場合:PostScript Level 2またはPostScript 3

※ これらの必要システム構成は、InDesign Server CS2のみ対象となります。InDesign Server CS2で構築されたサードパーティーのソリューションには他の必要システム構成がある場合もあります。

InDesign Server CS2の詳細な情報は以下URLをご参照ください。
http://www.adobe.com/jp/products/indesignserver/

アドビ システムズ社について
 アドビ システムズ社は、時間や場所、利用するメディアや機器を問わず、あらゆるユーザのアイデアや情報との関わり方に変革をもたらしています。アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、Webサイトhttp://www.adobe.com/jpに掲載されています。


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