安川電機、ロボットに搭載可能な小形・高精度な三次元形状計測ユニットを開発
ロボットに搭載可能! 小形・高精度な三次元形状計測ユニットを開発
- ロボットの"眼"として、複雑な形状や重なり合った対象物の計測・認識が可能 -
株式会社安川電機(取締役社長 利島康司)は、浜松ホトニクス株式会社(代表取締役会長兼社長 晝馬輝夫)と共同で、複雑な形状や重なり合った対象物の位置や姿勢を計測・認識することが可能な三次元形状計測ユニットを開発いたしました。
製造業分野では、部品の選別や位置・姿勢の計測、検査などに画像処理を用いたビジョン装置が多く採用され、これに合わせて動作できる産業用ロボットの導入が進んでいます。さらに近年では、ロボットの導入が進んでいなかった複雑な形状部品の組み立て作業へのロボットの適用が期待されており、三次元形状の計測・認識は不可欠のものとなっています。
また、生活支援分野での活躍が期待される次世代ロボットにおいても、生活環境における様々な対象物の認識と位置・姿勢の把握には、作業対象物の三次元形状計測・認識が非常に重要となっています。
このたび開発した三次元形状計測ユニットは、株式会社安川電機のロボット技術、形状認識技術と浜松ホトニクス株式会社の光技術、光計測技術を融合させて、複雑な形状や重なり合った対象物の三次元形状を計測・認識できるようにしたものです。このユニットを用いることにより、従来できなかった組み付け箇所が複雑な形状の部品組み立てや、バラ積みされた部品を取り出すなどの作業が可能となります。
※三次元形状計測ユニットの外観や主な特長など詳細は添付資料参照