ワイキューブ、女性社員向け出産・育児支援制度「ワイスタイルママプログラム」を新設
女性社員の出産・育児支援制度「Y-style mama’s program」制定
―家庭と仕事の両立支援で、結婚・出産に伴う離職を防ぐ―
中小企業に特化した業績アップコンサルティング企業・株式会社ワイキューブ(本社:東京都新宿区 代表取締役 安田佳生)は、2006年12月1日より女性社員向け・出産育児支援制度「Y-style mama’s program(ワイスタイルママプログラム)」を新設いたしました。
< Y-style mama’s program 制定の背景 >
団塊の世代が定年となる2007年問題や株価上昇にみられる景気回復など、企業の人手不足感はより増しています。
景気回復による民間企業の求人数はバブル期並みの水準にまで伸びており、求人倍率は06年3月卒の1.60倍から1.89倍と、2.9ポイント上昇したことが分かりました(2006年4月25日リクルートワークス研究所)。これに伴い、業界全体のイメージアップへの取り組みや、社員寮の新設、初任給の最大一割増など、多くの企業で人員獲得のための努力がなされています。
この時代、人材採用とともに重要な経営課題となっているのが、採用した社員の離職を防ぐ施策です。少子化問題が叫ばれている今、国家的対策として育児休暇給付企業に助成金制度を設けるなどの対策がとられていますが、実際結婚や出産を期に退職する女性は少なくありません。平成18年版国民生活白書によると、継続就業を希望しながらも離職する女性が依然多いことが分かります。95年から99年の間に結婚した女性の結婚前後の就業状況を見ると、結婚前には88.5%だった就業率が、結婚後には65.3%まで低下。しかも出産後には23.1%にまで低下することが分かっています。
弊社ワイキューブは2006年12月1日現在、社員数176名中女性社員は103名と、その割合は58.5%になります。“結婚適齢期”といわれる25歳~35歳の女性はそのうち69.9%を占め、彼女達の存在が会社として大きな意味を持つことが分かります。そこで、彼女達が結婚、出産しても安心して仕事を続けられるよう、「Y-style mama’s program」を新設いたしました。当制度は、妊娠から出産までの期間中、定期健診などのために10日間の特別休暇を付与する「ハローベイビー制度」や育児休暇後の勤務開始以降に10日間の特別休暇を取得できる「チアママ制度」などのオリジナル制度の他、勤務体系変更や育児休業中のスキルアップ支援なども充実させた7つの制度からなる新プログラムです。
また、家庭と仕事との両立を支援する本プログラムは、人材獲得のために有効といわれている女性の働きやすい環境づくりの強化にも繋がると考えています。(「(仕事と家庭の)両立支援の導入が企業の人材確保に効果がある。」2006年6月23日・両立支援と企業業績に関する研究会報告書)
<Y-style mama’s program の詳細>
* 関連資料 参照
< Y-style mama's program の今後について >
2006年12月現在、ワイキューブには本プログラムを利用する出産予定の社員はおりませんが、このように予めプログラムを設定しておくことで、女性社員に安心してキャリアプランを描いてもらうことができると考えています。今後は、本プログラムを実際に利用する社員からの要望などを反映し、よりバージョンアップさせていく予定です。将来的には育児に携わる男性の支援(パパプログラム)にも着手していきたいと考えています。
< 株式会社ワイキューブ会社概要 >
□社名:株式会社ワイキューブ< http://www.y-cube.co.jp/ >
□設立年月日:1990年11月
□本社所在地:〒162-0844 東京都新宿区市谷八幡町2-1
□代表者:代表取締役 安田佳生
□資本金:2,500万円
□事業内容:売り上げ設計図立案事業/営業力強化プログラム提案事業/人材コンサルティング事業/ビジネスツール企画・制作事業