ジャフコとエボリューション・キャピタル・マネジメント、ジーエヌアイの増資引き受け
ジーエヌアイに、ジャフコとエボリューション・キャピタル・マネジメントが出資
Tokyo,Japan,2006.12.6-(JCN Newswire)-
日本を拠点にグローバルに展開するバイオ創薬グループの株式会社ジーエヌアイ(本社:東京都港区、代表取締役社長・医学博士:佐保井久理須、以下、ジーエヌアイ)は、株式会社ジャフコ(本社:東京都千代田区、取締役社長:伊藤俊明、以下、ジャフコ)およびエボリューション・キャピタル・マネジメントLLC(以下、エボリューション・キャピタル・マネジメント)がそれぞれ運用する投資事業組合がジーエヌアイの増資引き受けに応じ、総額15億4,000万円を出資したことをお知らせいたします。
2001年の会社設立以来、ジーエヌアイは、東京と福岡、上海および北京、英国ケンブリッジ、米国サンノゼを拠点において業務を展開しています。欧米の高水準な科学技術力と中国におけるグローバル・スタンダードの研究開発力を背景に、中国と日本の製薬市場にアクセスが可能な世界初かつ唯一の企業へと成長しています。
加えて、ジーエヌアイは2006年4月、中国の医薬品販売・製造会社である北京コンチネント薬業の少数株式を取得し戦略的提携を締結したことにより、中国における製造拠点および強力な販売網と販売員へのアクセスを確保し、医薬品の開発から製造、販売に至るバリュー・チェーン(価値連鎖)を網羅する体制を構築しています。
ジーエヌアイ代表取締役社長(兼CEO)の佐保井
久理須博士は次のように語っています。「国内有力ベンチャーキャピタルファームであるジャフコとエボリューション・キャピタル・マネジメントに出資いただいたことを大変喜ばしく思います。今回の増資に先立ち、当社は2006年3月に第三者割当増資により約7億円の資金調達を実施、また、同4月にはゴールドマン・サックスによる3億100万円の増資を完了しています」。
ジーエヌアイのこれまでの調達資金の総額は約45億円に達しており、調達資金は研究開発機会の拡大および運転資金の拡充等に充当します。
サーチ 株式会社ジーエヌアイ
2001年設立のバイオ創薬企業で、遺伝子ネットワークに基づいたシステム創薬で世界をリードしている。最先端を切り開く遺伝子ネットワーク並びにヒト血管内皮細胞の研究者たちが結集し、世界初のヒト遺伝子ネットワークによる解析を成功させた。遺伝子ネットワーク技術を医薬品開発に応用する世界唯一の企業。2005年に中国上海ジェノミクスを傘下に収めたことにより、研究開発の生産性を高め、アジア・中国市場へのダイレクトなアクセスが可能となった。詳細はwww.gene-networks.comをご覧ください。