マイクロソフト、NPOのIT活用支援で新施策「NPO・IT推進協議会」を発足
NPOの経営力強化に向けたIT活用支援の新施策「NPO・IT推進協議会」を発足
~企業、NPO支援団体、IT技術者コミュニティ支援団体との連携を強化し、NPOの経営支援をさらに拡大~
マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、以下マイクロソフト)と、NPO(市民活動団体)を支援するためのNPOである「シーズ=市民活動を支える制度をつくる会」(事務所:東京都新宿区、以下シーズ)は、共同呼びかけ人となって、 NPOの経営力強化をIT活用を通じて支援する新しい取り組み「NPO・IT推進協議会」を設立します。
NPOは国民の多様なニーズに対応し社会的課題を解決する、公益の新たな担い手として、重要な役割を期待されています。1998年の特定非営利活動促進法(以下NPO法)施行以来、8年間で約29,000もの特定非営利活動法人(以下NPO法人)が設立され、活動しています。しかしながら、多くのNPOの活動基盤は未だ脆弱であり、安定的、持続的な活動が困難なのが実情です。2005年の内閣府調査によると、NPO法人の約5割が年間500万円未満の予算、また約6割が非常勤・無給も含め10人未満のスタッフで運営されています。
このような状況を踏まえ、マイクロソフトは2002年より、NPOによるITを活用したプロジェクトへの助成金提供など、NPOの活動を支援してきました。
2005年より日本における3ヵ年の経営方針である「Plan-J」のもと、誰もがITの恩恵を享受できる社会の実現を目指し、特に、他の先進国と比較してIT活用の進展の余地が大きいNPO、教育機関、中小企業、電子政府の4つの領域において、重点的に「デジタル インクルージョンの推進」に取り組んでいます。この中でNPOについては、IT活用を通じてNPOの組織自体の経営力強化を図ることを目的とした施策「NPO-J」を本年4月より開始しています。(添付資料1)
また、シーズは、1994年の設立以来、NPO法や認定NPO法人制度の創設・改善といった制度基盤を確立するための活動や、NPO法人の設立支援、NPOの募金活動の支援、ホームページNPOWEBを通じたNPO情報の提供などといった、NPO支援の活動を展開してきました。(添付資料1)
このたびの「NPO・IT推進協議会」は、以上の取り組みをさらに発展させるため、マイクロソフトとシーズが他の企業やNPO支援団体、IT技術者コミュニティ支援団体などと連携しながら、NPOへの総合的なIT支援を行うものです。具体的には、NPOと緊密なコミュニケーションを図りながら、NPOのニーズに合った様々な情報提供や、ITのノウハウの紹介、ITツールの開発提供などの支援を、本日開設するNPO向けのポータルサイト「NPO plus」( http://www.npoplus.jp/ ) やイベント・セミナーを通じて提供していきます。
「NPO・IT推進協議会」の概要
* 関連資料 参照
●添付資料につきましては、お手数ですがマイクロソフト広報資料サイトをご覧ください。
[添付資料1]
http://www.microsoft.com/japan/presspass/addcont.aspx?addid=825
[添付資料2]
http://www.microsoft.com/japan/presspass/addcont.aspx?addid=826
◆マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。
マイクロソフト株式会社 Webサイト < http://www.microsoft.com/japan/ >
マイクロソフトコーポレーション Webサイト < http://www.microsoft.com/ >
*Microsoftは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
* Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。