新日本石油、米国アラバマ州で潤滑油・グリース製造工場の本格的な稼動を開始
米国の潤滑油・グリース製造工場の本格稼動開始について
Nippon Oil Lubricants(America) LLC
当社(社長:西尾 進路)グループの米国現地法人Nippon Oil(USA) Limited(社長:豊野重孝)が100%出資するNippon Oil Lubricants(America) LLC(社長:長谷川 正明、以下NOLA)は、米国アラバマ州にて潤滑油・グリース製造工場の本格的な稼動を開始し、12月5日に開業式を開催しましたのでお知らせいたします。本工場(生産能力:潤滑油38,000KL/年、グリース800トン/年)の本格稼動により、当社は、潤滑油・グリースの自社製造拠点を得ることとなり、米国における「製造・販売一貫体制」を確立いたしました。
NOLAの位置するアラバマ州チルダースバーグ市は、付近に自動車メーカーが進出しており、鉄道を中心とした物流面での利便性においても優れた地域です。NOLAは、本工場において、安定供給・品質管理・コスト競争力の一層の強化を図り、省燃費効果の高いエンジン油やATF※といった自動車用潤滑油や、耐久性に優れたグリースなどを製造いたします。
本工場は、日本の生産システムに加え、米国での委託製造で培った経験・ノウハウを取り入れた生産設備を導入することにより、徹底した品質管理のもと、潤滑油・グリースを製造することを特色としています。また、環境に優しい工場を目指し、廃油を出来るだけ削減する方式を採用しています。
今後、当社は、米国においても、多くのお客様に高品質な潤滑油・グリースをご利用いただくことを目指してまいります。
※Automatic Transmission Fluid:自動車用自動変速機潤滑油
記
1.開業式の概要
(1)日時:2006年12月5日 10:00~13:00
(2)場所:Nippon Oil Lubricants (America) LLC
(3)主な出席者:
招待者
Bob Riley氏(アラバマ州知事)、小川 正二氏(在アトランタ日本国総領事)
当 社
渡 文明(代表取締役会長)、佐谷 信(代表取締役副社長)
2.会社概要
(1)社 名:
Nippon Oil Lubricants (America) LLC(社長:長谷川 正明、新日本石油(株)より派遣)
(2)所在地:100 Nippon Drive, Childersburg, AL 35044
(3)設立:2005年6月7日
(4)資本金:2,300万米ドル
(5)出資比率:Nippon Oil(USA) Limited 100%
(Nippon Oil(USA) Limitedは新日本石油株式会社の100%出資会社)
(6)事業内容:潤滑油・グリースの製造
(7)生産能力:潤滑油 38,000KL/年、グリース 800トン/年
(8)生産品目:自動車用・工業用潤滑油、グリース
(9)社員数:約30名
*別添資料あり。