アクサ生命とウインタートウル・スイス生命、アクサジャパンホールディング傘下で経営統合
アクサ生命とウインタートウル・スイス生命の持株会社下での経営統合について
~アクサ、日本における生命保険事業を拡大、資産規模が5兆2千億円に~
2006年6月14日に合意されたAXAによるウインタートウル・グループ買収(2006年12月末までに完了予定)に伴い、アクサ生命保険株式会社(本社:港区、代表取締役社長:ポール・サンプソン、以下「アクサ生命」)とウインタートウル・スイス生命保険株式会社(本社:新宿区、代表取締役社長:ウルリッヒ・ブランケン、以下「ウインタートウル・スイス生命」)は、アクサジャパンホールディング株式会社(以下「アクサジャパンホールディング」)傘下で経営統合を行ないます。これによってアクサの日本における生命保険事業は更に拡大し、総資産で約5兆2千億円となります。
この経営統合では、AXAのクレディ・スイス・グループからのウインタートウル・グループ株式の取得手続き完了を前提に、2007年3月末までにアクサジャパンホールディングがウインタートウル・スイス生命の全株式を取得し、同社を100%子会社化します。
さらに持株会社傘下において、アクサ生命とウインタートウル・スイス生命は顧客基点でビジネスモデルを再構築し、日本におけるAXAのプレゼンスの向上と事業基盤のさらなる発展を目指します。
新体制においては、専属営業社員、法人営業、代理店営業をアクサ生命に集約します。これによってアクサ生命の専属営業社員チャネルは総勢6,000人超の陣容となり、登録代理店数も3,300店と、特に大都市圏での営業体制が大幅に強化されます。
また、現ウインタートウル・スイス生命は「アクサフィナンシャル生命保険株式会社」(仮称)となり、今後も成長が見込まれる金融機関を通じた保険販売のビジネスモデルにフォーカスして、金融機関をパートナーにお客さまの豊かな資産形成をサポートしてまいります。
この再編は、当局の認可を前提としたもので、2007年中をめどに新体制での業務開始を目指します。
アクサ生命の代表取締役社長、ポール・サンプソンは、次のようにコメントしています。「アクサ生命とウインタトウル・スイス生命のビジネスモデルは、顧客基盤、販売チャネル、商品ラインなどの面で相互補完性が高い。今回の経営統合を通じて創出されるシナジーによって、我々の主要ターゲットであるリタイアメントマーケットや中小企業マーケットにおける浸透力を大幅に強化し、より収益性の高い成長を実現することができる。」さらに、「この統合を契機に、アクサは日本における生命保険事業の経営基盤をより強固にし、グループが世界で培った保険と資産運用のノウハウ・経験を活用して拡大するマーケットのビジネスチャンスを捉え、有機的成長を加速させていく。」と述べています。
なお、アクサ生命、ウインタートウル・スイス生命ともに、ご契約いただいているお客さまの契約条件等に一切変更はありません。
■統合スケジュール(予定)
2006年12月中:
クレディ・スイス・グループからAXAへのウインタートウル・グループの全株式譲渡。
2007年3月末まで(予定):
アクサジャパンホールディング、ウインタートウル・スイス生命を100%子会社化。
2007年中を目処に:
アクサジャパンホールディング傘下の生保2社の組織体制等を再編成。