佐藤製薬、患部に貼って治療する口内炎治療薬「アフタッチA」を発売
患部に貼って治療する口内炎治療薬
スイッチOTC製剤『アフタッチ(R)A』新発売
佐藤製薬(社長:佐藤誠一)では、有効成分「トリアムシノロンアセトニド」を含有し、二層状の錠剤を患部に貼って治療する口内炎治療薬「アフタッチ(R)A」を12月18日より新発売いたします。
「アフタッチ(R)A」は、帝人ファーマ株式会社(社長:大八木成男)が、世界初の錠剤型の外用口内炎治療剤として開発し、医療用医薬品として販売している付着型アフタ性口内炎治療薬「アフタッチ(R)」を一般用医薬品にスイッチした製品です。一般用医薬品としての販売は佐藤製薬が行い、医療用医薬品としての販売は、引き続き帝人ファーマが行います。
同剤は、抗炎症作用、抗アレルギー作用を持つ有効成分「トリアムシノロンアセトニド」を、医療用医薬品と同量含有し、さらに高分子化合物・HPC(ヒドロキシプロピルセルロース)を基剤に用いることにより、患部における有効成分の口腔粘膜に対する付着性・滞留性を高め、有効成分を長時間浸透させることができます。このように患部を被覆保護するDDS(ドラックデリバリーシステム)技術により、従来の軟膏剤の塗る投与法から、錠剤を患部に貼るという新しい口腔用剤の剤形として開発された製品です。
佐藤製薬の口腔関連製品としては、歯科口腔用剤トップブランドである「アセス」があり、新しく口内炎治療薬「アフタッチ(R)A」を発売することにより、口内炎の治療から歯肉炎・歯ソーノーローまで口腔内をトータル的にケアできる製品ラインナップができます。また、本年6月に改正薬事法が公布され医薬品販売制度が改正されたことにより、「アフタッチ(R)A」はスイッチOTC薬として第1類(Aグループ)医薬品に分類される見通しであり、今後セルフメディケーションを担う重要な製品として位置づけられます。
商品名:口内炎治療薬 アフタッチ(R)A(指定医薬品)
商品特徴:●医療用医薬品で使用されている「トリアムシノロンアセトニド」を配合しています。
●患部に直接貼るだけで口内炎治療ができる二層状の貼付錠です。
●5才のお子様から使えます。
●無味、無臭で貼ったあとの異物感はほとんどありません。
発売年月日:2006年12月18日
成分・分量(1錠中):トリアムシノロンアセトニド 0.025mg
添加物としてヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシビニルポリマー、ステアリン酸マグネシウム、乳糖、カルメロースカルシウム、タルク、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、黄色5号を含有します。
効 能:●口内炎(アフタ性)
用法・用量:1患部に次の回数を患部粘膜に付着させて用います。
年 齢/成人(15才以上)、小児(5才以上)
1日使用回数/1患部に、1回1錠、1日1~2回白色面を患部粘膜に付着させて用います。
税込価格:10錠 1,260円(1,200円+60円(税))