横浜ゴム、ころがり抵抗を18%低減した「DNA dB super E-spec」を発表
「DNA dB super E-spec」発表
新技術採用により環境負荷をさらに低減
横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、「eco MOTION(エコモーション)」の一環として、ころがり抵抗をDNA dB ES501に比べ18%低減した「DNA dB super E-spec(ディーエヌエー・デシベル・スーパーイースペック)」を発表した。発売は2007年夏の予定で、発売サイズは195/65R15 91H、185/65R15 88H、195/55R16 86Vの限定3サイズ。価格はオープンプライス。
横浜ゴムは、1998年にころがり抵抗を低減し、車の燃費向上に貢献するエコタイヤ「DNA」を発表、以来、乗用車用タイヤの中心商品として展開している。新商品「DNA dB super E-spec」は、天然ゴムにオレンジの皮脂から採った「オレンジオイル」を配合した新コンパウンド「スーパーナノパワーゴム」、空気抜けを大幅に抑制する新素材インナーライナー「空気透過抑制フィルム※」などの新技術を投入し、優れたグリップ力を維持しつつ「DNA」シリーズ中最高のころがり抵抗低減を実現した。また、限りある石油資源の有効活用を図り、原材料における非石油系資源の使用率を従来品に比べ80%に高めるなど、あらゆる面で地球環境に貢献するエコタイヤとなっている。トレッドパターンは静粛性に定評のある「DNA dB ES501」のパターンを継承した。※空気透過抑制フィルムの素材は日本国内特許を取得済み。
横浜ゴムでは、横浜ゴムグループで取り組む環境貢献活動のスローガンを「eco MOTION」と名付け、各種環境貢献商品の開発、生産・事務部門での環境貢献活動を推進しているほか、環境貢献活動の支援を行っている。こうした中、「DNA dB super E-spec」は環境貢献商品におけるシンボル的商品となる。
※以下、詳細は添付資料を参照