米シスコ、電子看板のソフトウエアとシステムを提供する米Tivella社を買収
買収により、デスクトップからデジタル サイネージへと、
企業向けデジタル メディア システムの機能を拡大
米国シスコ(以下シスコ)は本日、株式非公開企業のTivella, Inc.(本社:米カリフォルニア州ハーフムーンベイ)の買収契約が正式に成立したことを発表しました。Tivella社は、デジタル サイネージ(電子看板)のソフトウェアおよびシステムを提供するトップクラスのプロバイダーです。
デジタル サイネージは、顧客エクスペリエンスを一変し、豊かなコミュニケーションを促すことのできる可能性を秘めたエマージングテクノロジーです。収益や成長、ブランド アイデンティティや顧客ロイヤルティの確立と維持、広告やマーケティングによるターゲットオーディエンスへの効果的なアプローチなど、企業がさまざまな問題に直面するなかで、デジタルサイネージがにわかに注目を集めています。デジタルサイネージソリューションを導入した企業は、店頭のオーディエンスに向けて必要な情報を提供することにより、ブランド認知度や売上高を明らかに伸ばしています。
「デジタル サイネージは、シスコが現在提供しているエンタープライズ向けのストリーミング放送やライブ放送用のプラットフォームに統合することで、膨大な可能性を発揮するものと考えています。この度の買収によって、シスコは、ターゲット コミュニケーションや広告、トレーニングなどのアプリケーションにIPを使用することで、ライブ映像やビデオオンデマンド、その他のリッチメディアコンテンツをデスクトップやデジタルサイネージディスプレイに表示させることができるようになります」と、シスコのエマージング マーケットテクノロジーグループ担当上級副社長、マーティン デ ビアは述べています。
買収は、標準的な完了条件に基づいて行われ、シスコの2007年会計年度第2四半期までに完了する予定です。
Tivella社は2001年に設立され、カリフォルニア州ミルピタスを主な拠点として、カリフォルニア州ハーフムーンベイに事業所を設け、10名の従業員を擁しています。
買収が完了した時点で、Tivella社の人材と製品ポートフォリオは、デ ビアが
率いるシスコのエマージングマーケットテクノロジーグループに統合される予定です。
■シスコシステムズ株式会社について
シスコは、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。
シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
http://www.cisco.com/jp
* Cisco、Cisco SystemsおよびCiscoのロゴマークは、米国およびその他の地域における、Cisco Systems Inc.及び関係会社の登録商標です。その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。
**当資料は、2006年12月15日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。米国で発表されたニュースリリースの内容は以下のWebサイトをご参照ください。
< http://newsroom.cisco.com/dlls/2006/corp_121506.html >