日本気象協会など、気象情報サイト「tenki.jp」で「花粉情報」を提供
日本最大級の気象情報サイトtenki.jpで「花粉情報」をスタート!
花粉症対策の内容充実!
妊産婦やお子さんの花粉症対策にも役立つアロマセラピー情報やお料理レシピを提供
財団法人日本気象協会は株式会社ウェブプロデュースと共同で運営する日本最大級の気象情報サイトtenki.jpで、「花粉情報」を平成19年1月19日(金)から花粉シーズンが終了するまでご提供します。
今回のtenki.jpの花粉情報では、花粉の飛散予報以外に、新たに症状緩和のための情報提供を目的として、下記の2つのコンテンツ(毎週更新予定)を開設いたします。
一般的には、花粉症の症状を緩和するため、ステロイド薬や抗ヒスタミン薬を服用することが多いですが、薬の服用に抵抗を抱く妊産婦やお子さん※1でも安心してご利用いただけるよう、体に負担をかけないナチュラルな対処法の参考になります。
1)アロマセラピー&ハーブ※2
花粉症の症状(鼻水、鼻づまり、目のかゆみ等)にあわせた精油のブレンド(対策レシピ)をご用意し、初めての方でも抵抗なく生活に取り入れられるようアドバイスします。一般の大人向けだけではなく、妊産婦や子供向けの対策もご提供します。
2)お料理レシピ※3
「シダックス・マザーフードレシピ」より花粉症の方にお勧めする料理をご提供します。
桜や行楽シーズンと重なる花粉シーズンを気持ちよく過ごすことができるよう花粉症対策の情報を是非ご活用ください。
※1 妊婦と子供の花粉症について(医療法人社団西端耳鼻咽喉科診療所院長西端慎一医師(NPO花粉情報協会理事)
妊娠中は、胎児に与える影響を考えると、ステロイド薬や抗ヒスタミン薬の服用は控えるのがいいでしょう。鼻アレルギー診療ガイドライン(2005年度版)では、「妊娠4カ月半ばまでは原則として薬物を用いることは避けた方が安全」とし、まずは、薬に頼らない温熱療法や入浴、蒸しタオル、マスクの活用を勧めています。妊娠4ヶ月以降でどうしても薬が必要な場合は、鼻噴霧メケミカルメディエーター遊離抑制薬や鼻噴霧用ステロイド薬などの局所用薬を最少量で用いる場合があります。
また近年、花粉症発症の低年齢化が言われています。花粉症の低年齢化には、食生活の変化やストレスなどの生活環境が影響しているとも考えられます。それ以外にも親が花粉症だと子供も発症しやすいと言われています。しかも、妊娠中に母親が花粉症を発症すると、胎児もそのアレルギー体質を受け継ぐ場合が見られます。今後の疫学調査や研究に期待したいところですが、子供が早期に花粉症を発症しないためにも、妊娠中から母親は花粉を吸い込まないよう対策を講じることが子供の花粉症発症を回避する一つの手段と言えます。
※2 英国IFPA認定アロマセラピスト中村あづさ氏(有限会社アロマティーク代表取締役社長)提供
※3 シダックス株式会社総合研究所提供
※以下、詳細は添付資料を参照