チェンジビジョン、NTTデータが社内標準UMLツールに「JUDE」を採用
NTTデータが社内標準UMLツールに「JUDE」を採用
株式会社チェンジビジョン(本社:東京都新宿区代表取締役社長:平鍋健児、以下:チェンジビジョン)が開発、販売を行ってきたUML*1 モデリングツール「JUDE」(ジュード)が、株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区社長:浜口友一、以下:NTTデータ)の標準ソフトウェア設計ツールとして採用されました。
NTTデータ基盤システム事業本部では、社内標準のシステム開発方法論「TERASOLUNA」(テラソルナ)を提唱し、その啓蒙を進めてきました。今回、TERASOLUNA標準モデリングツールとして、JUDEを採用しさらに開発効率、品質を向上させるべく開発現場へのソフトウェアの工学的なアプローチを現場へと適用していく予定です。
JUDEはUMLモデリングツールとして全世界で12万人をこえるユーザーを有している国産製品であり、今年6月に発表されたversion 3.0では、新しくUML2.0にも対応するとともに、グループ開発を支援する機能や、オフショア開発に対応して多国語で図を表示する機能などをそろえています。今回の採用にあたっては、国産ならではのすばやいサポート体制とカスタマイズ能力、圧倒的な使いやすさ、さらに、Linux対応などが評価されました。
今後チェンジビジョンでは、国内システム構築分野での分析・設計支援を強化すべく、上流の業務分析で利用される業務フロー図や、データベース関連のER図なども取り入れ、さらにシステム構築に携わるソフトウェア開発者の要望を取り入れていく計画です。
【株式会社NTTデータ基盤システム事業本部第一技術統括部統括部長池田寛治様のコメント】
NTTデータは、当社独自のシステム開発方法論として「TERASOLUNA」を提唱しており、モデリング技術の推進とともにUMLの教育に力を入れています。その標準ツールとして、今回JUDEを採用いたしました。軽快な動作と使い勝手のよさが決め手となりました。また、これまで既存のモデリングツールで作成してきたデータの移行が大きな課題でしたが、チェンジビジョンの協力により移行プログラムが開発でき、スムーズな移行が実現できそうです。チェンジビジョンには柔軟に対応していただき、国産ツールならではのメリットを感じています。
<JUDE 製品概要URL> http://jude.change-vision.com/jude-web/index.html
<価格> 29,400円(税込み)/1ユーザーライセンス
【株式会社チェンジビジョンについて】http://www.change-vision.com/
2006年2月22日、UMLモデリングツール「JUDE」及びプロジェクトマネジメントツール「TRICHORD」をビジネス基盤とする見える化カンパニー、かつプロダクトベンダーとして設立。
2つの製品ラインとプロジェクト・ファシリテーションで、システムとプロジェクトを見える化し、ソフトウェア開発の革新、知的生産革新を実現する。
株式会社チェンジビジョンの会社概要は下記ホームページをご参照ください。
http://www.change-vision.com/
[本社]〒163-0434 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル34階
*1 UML:ユーエムエル(Unified Modeling Language)は、米国OMGが標準化したソフトウェア設計、要求仕様、ビジネスモデル等の可視化記法。