ハートフォード生命、団塊世代を中心に「セカンドライフ」に関する調査結果を発表
~ 団塊世代のセカンドライフ調査(3) ~
セカンドライフにやっておかないと後悔しそうなことは?
その実現のためにかける費用は1000万円超が1割も・・・。
有意義なセカンドライフのためのキーワードは「早めの準備」
ハートフォード生命保険株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長グレゴリーA.ボイコ)とシニアマーケットの専門機関である株式会社シニアコミュニケーション(本社:東京都港区、代表取締役社長 山崎伸治)は、2006年10月、団塊世代を中心としたその前後の世代の男女600人に対して「セカンドライフ」に関する調査を共同で実施し、その結果を以下の通りにまとめました。
セカンドライフで絶対にやっておきたいことにかける費用は十人十色、
0円~1000万円超まで!
「『セカンドライフ』で絶対にやっておきたい・これをやらないと悔いが残ると思うもの」を聞いたところ、「沖縄で海を眺めながらの暮らし」(団塊男性)、「ベストセラーを書く」(団塊上男性)、「学校生活での恩師やクラスメイトとの同窓会」(団塊下男性)、「ラスベガスでギャンブル」(団塊女性)、「水泳のクロールを泳げるようになる」(団塊上女性)、「ボランティア活動など社会との関わり行動」(団塊女性)など、趣味に関わることから、体験型のもの、普段できなかったちょっとしたことの実現など、十人十色の回答となった(Q1)。
また、その「『セカンドライフ』で絶対にやっておきたいものにお金をいくらかけたいか」を聞いたところ、やりたいことによって、かける費用も様々であるが、「1000万円以上」と、相当額の投資を考えている人が10%程度存在していることがわかった(Q2)。
どんなことに1000万円以上をかけたいかについて自由回答を見てみると、海外ロングステイ、世界一周クルーズ、転居など旅行関係と住まい関係が多く挙げられたが、中には「自給自足の気ままな生活(団塊上男性)」、「妻の老後の生活基盤を確保しておくこと(団塊上男性)」、「源氏物語を写真で再現(団塊男性)」、「起業(団塊下女性)」、「これまでの取り組みの中で掴んだノウハウを、形のあるものとして、人々に伝えること(団塊下男性)」など趣味や社会貢献的活動に関する答えも見られた。
団塊世代を見てみると、男性では「お金はかけない/かからない」が24.4%と最も多く支持され、女性では、「10万円以上100 万円未満」が25.4%と最も多く選ばれた。何かと注目される存在である団塊男性の意外に堅実な姿が浮かび上がる結果となった。
「やっておかないと悔いが残ること」として、旅行や物品の購入などの消費行動をあげる人も多くいるが、お金をかけるのではなく、これまでやってみたくてもできなかったことや社会貢献、自己実現に向けた行動を、時間を得ることで実現させたいと考える人も少なくないことがわかる。個性を強く意識する世代だけに、様々な考えが見られる結果となった。
経験者が語る有意義なセカンドライフのための秘訣は「家計」と「家族との関係構築」
「あなたは現在すでに『セカンドライフ』に入っていると思いますか」の問いに対して、団塊世代の男性では87.2%、女性では74.6%が「入っていない」とし、「セカンドライフに入るのはこれから」と考えている人が大半だが(Q3)、「今後、有意義なセカンドライフを送るにあたってどのようなことが必要なのか」、現在セカンドライフに入っているとした層(現セカンドライフ層)に対して、セカンドライフへの準備状況について聞いてみた。その結果セカンドライフへの満足度が高い人ほど、セカンドライフに入る前から準備をしている人が多いことがわかった(Q6)。
セカンドライフへの事前準備の内容を見てみると、満足していない層と比べ、「マネープランを立てる」、「『セカンドライフ』を念頭においた住まいの計画・変更をする」などの「家計や住まいといった生活基盤作り」や、「夫(妻)との関係を良くする」、「子供・孫との関係を良くする」など「家族との良好な関係作り」などについて、よりしっかりと準備をしていることがうかがえる(Q5-1)。有意義なセカンドライフを迎えるには「家族との良好な関係」、「家計」の基盤づくりがポイントになりそうだ。
セカンドライフに入る前(プレセカンドライフ層)の団塊世代の準備状況を見てみると、「準備をしている」と答えた層は、「マネープランを立てる」、「夫(妻)との関係を良くする」について準備を進めており(Q5-2)、有意義な老後への準備は着々と進んでいるようだ。
良好な人間関係の構築も、家計の準備についても、一日でできるものではないので、「早めの準備」が有意義なセカンドライフを迎えるにあたってのキーワードになりそうだ。
<ハートフォードおよびハートフォード生命保険株式会社について>
フォーチュン100社の1社であるザ・ハートフォード・ファイナンシャル・サービシズ・グループ・インク(ニューヨーク証券取引所取引コード: HIG、以下「ハートフォード」)は、米国で最も由緒ある大手保険および金融サービス会社の1つであり、ミューチュアル・ファンドを含む投資金融商品をはじめ、各種生命保険、団体年金、団体生命保険、自動車保険、住宅保険、法人向け損害保険などを提供しています。2005年における収入は約271億ドルに達しています。ハートフォードは、日本、ブラジル、英国で国際事業を展開しています。ハートフォードに関する詳細な情報についてはウェブサイト( www.thehartford.com )をご覧下さい。ハートフォード生命保険株式会社は、ハートフォードの日本法人です。ハートフォード生命に関するより詳細な情報については、当社のホームページ( www.hartfordlife.co.jp )をご覧下さい。
また、本リリースには、米国1995年私募証券訴訟改正法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)において定義されている将来の見通しに関する情報が含まれています。投資家の皆様にはこのような将来の見通しに関する情報が、当社の将来の業績を保証するものではなく、また実際の業績は大きく異なる可能性があることをご了解願います。また投資家の皆様におかれましては、当該リスクおよび不確定要素は将来の当社業績に影響を及ぼす可能性があることをご理解いただきたいと思います。このような重要なリスクおよび不確定要素には、米国証券取引法により報告が義務付けられている四半期の報告書(10-Q)や2005年の年次報告書(10-K)に記載されている項目が含まれます。また、当社では、本リリース発表後にその内容を更新する義務を負いません。
<株式会社シニアコミュニケーション(東証マザーズ:2463)について>
日本で唯一のシニアマーケット専門機関であるシニアコミュニケーションは、主な事業内容として「シニアマーケットを狙う企業に対してのサポート事業」、「シニア向け商品の共同開発事業」、「シニア関連事業者への投資事業」を行っております。6年間で2,200件を超えるシニア向け定性・定量調査を実施し、1300件以上の企業や500以上のシニア会員組織とのネットワークを保持しています。また、32万人の会員を持つシニアコミュニティサイト「STAGE」( http://www.stage007.com/ )の運営、シニアのオピニオンリーダー1万人限定の会員組織「MASTER」の運営などを通じて、シニアの細かなニーズをリアルタイムに収集する仕組みを保有しています。詳細な情報についてはホームページ( http://www.senior-com.co.jp/ )をご覧下さい。