川崎汽船など、ECTとロッテルダム港における専用ターミナル運営の合弁会社設立趣意書に調印
川崎汽船 コスコ パシフィック・陽明海運・韓進海運と共にECTと
ロッテルダム港における専用ターミナル運営の合弁会社設立趣意書に調印
川崎汽船は、コスコ パシフィック・陽明海運・韓進海運と共にロッテルダム港の大手ターミナル運営業者であるECT(ヨーロッパ コンテナターミナルズ)との間で同港ユーロマックスターミナルをCKYH専用ターミナルとして運営する合弁会社設立趣意書に調印致しました。
CKYHアライアンスはロッテルダム港を欧州における最重要ハブの一つとして位置づけ、アライアンス僚社と高規格な専用ターミナルを運営することにより、高品質サービスを長期安定的に提供できる体制を整える計画です。
ユーロマックスターミナルはECTが運営中のデルタターミナルと同一地域に位置し、環境対応にも配慮した最新の自動化ターミナルとして建設中で、2008年後半開業の予定です。開業時の処理能力は年間230万TEU。開発最終段階では560万TEUの処理能力を見込んでいます。
(註)
コスコ パシフィック:
コスコ コンテナラインズと同じくコスコグループの中核会社でコンテナターミナル運営、コンテナ製造・リース及びロジステイックサービスを業とする。現在、世界各地で23ターミナルを運営。2005年の総扱い量は2,600万TEU、世界第5位のコンテナターミナル運営会社。
ECT(ヨーロッパ コンテナターミナルズ):
欧州で最多扱い量を誇るコンテナターミナル運営会社。ロッテルダム港で扱われる総コンテナの7割強はECTの扱い。同港の3か所でのコンテナターミナル運営に加え欧州内陸部にもコンテナ扱い拠点を持つ。2005年の扱い量は560万TEU。世界最大のコンテナターミナル運営・投資・開発会社であるハチソン ポート ホールデイングの傘下。
CKYH アライアンス:
コスコ コンテナラインズ、川崎汽船、陽明海運、韓進海運の4社で構成する世界最大規模のアライアンス。船隊規模は1,250,000TEU。アジア/太平洋航路には週18便(北米西岸13便:北米東岸5便)、アジア/欧州航路には週11便(北欧州6便地中海5便)、大西洋航路には週4便を運営中。