日本スケーリックスとケアブレインズ、技術提携によりScalixとSugarCRMの連携強化
日本スケーリックスとケアブレインズが技術提携
ScalixとSugarCRMのアプリケーション間連携を強化
日本スケーリックス株式会社(東京都中央区、代表取締役社長久保元治)と株式会社ケアブレインズ(千葉市美浜区、代表取締役松下博宣)は技術提携契約を締結し、両社の取り扱い製品であるScalixとSugarCRMのアプリケーション間連携を強化することで合意しました。
ScalixはScalix Corp.(米国カリフォルニア州サンマテオ市)が開発する電子メールおよびグループウェアソフトウェアで、日本では日本スケーリックス株式会社が日本語化、販売、サポートを行っています。日本市場向けの最初のバージョンは2007年2月に発売する予定です。本製品は、電子メール機能、スケジュール管理機能、アドレス帳機能、共有フォルダ機能を提供し、独自のWebメール(Scalix Web Access)、マイクロソフトOutlookその他のクライアントソフトウェアを幅広くサポートしています。
SugarCRMはSugarCRM Inc.(米国カリフォルニア州クパチーノ市)が開発するCRM(Customer Relation Management、顧客関係管理)アプリケーションで、日本では株式会社ケアブレインズが日本語化、販売、サポートを行っています。顧客管理やマーケティング機能に加えて電子メール機能、グループウェア機能、フォーラム機能などが統合されており、営業やマーケティング部門を中心に幅広いユーザが利用できるようになっています。
2006年12月18日、Scalix Corp.とSugarCRM Inc.はScalixとSugarCRMの連携強化について共同で発表を行いました。この発表を通じて、Scalixで受信したメールを SugarCRMで活用できること、ScalixとSugarCRMのアドレス帳、スケジュール、仕事情報を同期できるようになることが明らかになりました。
このたびの日本スケーリックス株式会社と株式会社ケアブレインスの技術提携にもとづいて、日本語環境でもこれらの連携機能をスムーズに機能させるための検証および開発を両社が共同で取り組むことを検討します。さらに将来的には日本独自の処理ニーズも取り入れていくことも視野に入れてまいります。
■Scalix Corp.とSugarCRM Inc.の共同発表の概要
ScalixはMicrosoft Outlook (2000, XP, 2003)をネイティブサポートしており、これはScalix Connect for Outlookをインストールすることによって利用可能になります。
一方、SugarCRMもSugar Plug-in for Microsoft Outlookを提供しており、ユーザはこれら両方をインストールすることによって、Outlook上で次のような機能連携が実現されます。
*連絡先、スケジュール、タスクをScalixとSugarCRMで同期できる
*Scalixで受信したメールをSugarCRMに取り込んで保存できる
*上記の同期をルールベースで実現できる
また、今後も拡張を予定しており、Scalixの次バージョンではOutlookに加えてScalix Web Accessでも機能連携をサポートする予定になっています。
【 本リリースに関連するURL 】
■日本スケーリックス株式会社
http://www.scalix.co.jp/
■株式会社ケアブレインズ
http://www.carebrains.co.jp/
http://www.sugarforum.jp/index.html
■Scalix Corp.
http://www.scalix.com/
■SugarCRM Inc.
http://www.sugarcrm.com/
■Scalix Corp.とSugarCRM Inc.の共同発表
http://www.scalix.com/news/release49.html