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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.25.Mon
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2007'06.06.Wed

CTC、日本オラクルと協業を強化しRFIDビジネスに本格参入

CTCが日本オラクルと協業強化しRFIDビジネスに本格参入
~RFIDとSOAの連携による「Event Driven Architecture」の導入を促進~


 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥田陽一、 以下CTC)は本日、日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅 正明、以下 日本オラクル)と協業強化し、RFIDビジネス分野に本格参入すると発表しました。

 両社は2006年5月にRFIDビジネスを推進するために発足した「CTC Oracle RFID Initiative」の活動を強化し、オラクルが推進するイベント駆動型アーキテクチャ(以下 EDA:Event Driven Architecture)を活用してRFIDビジネス市場を開拓してまいります。なお、本協業の具体的な事例として、平成18年度経済産業省の物流プロジェクトが既に開始しています。

 企業におけるRFIDの利用は、企業内や工場内など閉じられた空間での実験的な利用形態から、グローバルサプライチェーンを見据えた国内外の多拠点間での物の流れの可視化などといった、新たな発展の兆候を示しています。
 そのため、多企業間・複数システム間連携が必要になり、SOAテクノロジの重要性が増してきています。また、企業がRFIDを活用したシステムを構築する際、RFIDから発生するリアルタイムなイベントデータの感知、リアルタイム分析・モニタリング、既存システムとのシステム連携といったソリューション提供が求められてきています。これにより、従来の限定的な使用では必要なかった本格的なSIサービスが必要とされるようになっています。
 このたびCTCが、オラクルの業務システム間の連携を可能にする「Oracle Event-Driven Architecture Suite(以下Oracle EDASuite)」を採用し、本格SIサービス提供を開始することはRFIDビジネス発展に大きく貢献すると考えています。

具体的な協業の内容は以下の通りです。


■両社の協業内容について
1.CTCはSOA基盤によるRFIDシステム構築を推進するために、日本オラクルが2006年11月29日に発表した「Oracle EDA Suite」をRFIDビジネス分野の本格参入のキーテクノロジとして他社に先駆けて採用します。

2.CTCと日本オラクルは新たに千代田区紀尾井町にある「フュージョンミドルウェアコンピテンシーセンタ」内にRFID導入を支える技術検証機関を設置いたします。その中でお互いの技術者を約30名確保し、RFIDハードウェアの検証、また「Oracle EDA Suite」をはじめとする各種ミドルウェアの検証等を実施いたします。

3.両社のRFIDメンバーを結集して2006年5月に発足した「CTC Oracle RFID Initiative」を中心に、平成18年度経済産業省の物流プロジェクトを開始しています。同プロジェクトのシステムは、両社の協業によりEPCglobal Networkの下に、SOA基盤上でのRFIDシステムが構築されるという最先端の体系を採用しております。


■CTCの役割
 RFIDは非常に進化の早い技術であり、必要とされるシステムや機器の選択も広範囲に及ぶ総合的な対応が必要となります。そのため、特定のブランドによる制約を受けないCTCならではの強みを発揮できる分野と考えています。
 この観点から、CTCは、RFIDに関するサービス全体を、「CTC RFID ビュッフェサービス」と名づけました。セルフサービスレストランの利用者が、自分の好みや体の要求に合わせて、多くの選択肢の中から最適なものを選べる姿をイメージしています。

「CTC RFIDビュッフェサービス」のメニューは以下の通りです


1.この度の協業の発表に合わせて、RFID導入コンサルティングサービスの提供も開始します。
 顧客のRFIDに関する様々な状況にあわせて、1)フィージビリティスタディ支援(RFID利用のプランニングに必須なフィージビリティスタディの企画、運用、結果報告などを支援)、2)企画・計画支援(具体的な業務への適用計画、効果予測、効果測定方法の決定などを支援)、3)技術支援(業務に適したRFIDのタイプ、実装方法など、リーダーライター等の機器、周辺機器関連ソフトウェアなどは、CTCの持つ幅広い選択肢の中からの選定を支援)を中心としたサービスを提供します。このサービスにより、顧客はRFID利用のROIを最大化することが可能になります。

2.RFIDの利用方針決定後は、流通業、製造業、サービス業といった特定分野の課題解決に、長年にわたり蓄積してきたノウハウを最大限に活用し、SCMや工程管理などの顧客のビジネス課題を解決する上位のビジネスアプリケーション層をご提供します。これがエンタープライズレベルのRFIDシステムの根幹であり、CTCが最も注力する部分です。上位アプリケーションと下位のRFID部分は、EDA/SOAのアーキテクチャで結合する事が必須であり、今回の協業はその実現を容易にするものになります。

3.システムの設計・開発に加え、データの収集、運用、共有などに必要となるデータセンターサービスや、アウトソーシングサービスも併せて、RFIDシステムにおけるITライフサイクルの全ての段階のサービスの選択が可能です。


■日本オラクルの役割
 日本オラクルは「Oracle EDA Suite」をはじめとする、豊富な実績に基づいたRFID/SOA関連製品により、RFIDイベントデータの感知、リアルタイム分析・アクション、スケーラブルなデータリポジトリ、SOAによるシステム間連携、リアルタイムなビジネスモニタリング機能を提供することでCTCのRFIDトータルソリューションを支えます。


■EDA(Event Driven Architecture)とは
 企業の競争力を向上するためには、ビジネス状況の変化に迅速に対応することが必要です。RFIDを始めとするさまざまなイベント情報を感知し、その状況をリアルタイムで監視したり、企業の業務システムと連携させることによって、ビジネスのリードタイムを劇的に改善できます。こうしたニーズに対応するのがEDAです。RFID、温度、湿度、電子マネーによる入金などのイベントを感知し、SOAのテクノロジによって業務システムと連携させることが可能になります。


●伊藤忠テクノソリューションズについて
 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称CTC)は、情報通信、金融、流通分野や、コンタクトセンター、ポータルをはじめとするフロント系基幹システムの開発、オープン系システムの基盤構築、さらにデータセンター事業など特定の業種、業務に強みを持つユニークで総合力を兼ね備えたソリューションプロバイダです。最新技術に精通したテクノロジー・リーディング・カンパニーとして、コンサルティングから設計、構築、運用・保守サポートに至るトータルサービスを提供します。


●日本オラクルについて
 日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,530 名(2006年5月末現在)。


*Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。 その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。


以 上

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