ジェミナイ、アクロディアと戦略的協業
ジェミナイ・モバイル・テクノロジーズ、アクロディアと協業
強力なエンド・ツー・エンド・ソリューションを携帯市場に提供
ジェミナイ・モバイル・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都渋谷区。代表取締役:マイケル・ツォー。以下、ジェミナイ)は本日、国内市場における事業拡大を目指し、携帯端末向けミドルウェア・ソリューション・プロバイダーの大手である株式会社アクロディア(本社:東京都渋谷区。代表取締役社長兼CEO:堤 純也。以下、アクロディア)と戦略的な協業をすることを発表しました。
今回の協業によって、実績のあるジェミナイのHyperScaleソフトウェアは、アクロディアのサーバー・ソリューションをさらに進化させ、同社の携帯端末向けユーザー・インタフェース・プラットフォームである「VIVID UI」の機能をさらに強化します。これによって、携帯電話ユーザーは、端末から情報へのアクセスとダウンロードを簡単にカスタマイズできるようになります。アクロディアのおもな取引先は、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモやソフトバンクモバイル株式会社、日本サムスン株式会社、三洋電機株式会社などです。両社の協業による「VIVID UI」を採用したサービスは、すでに12月1日から開始されて
います。
この「VIVID UI」によって、ユーザーはすでに登録しているインターフェースやメニューを変更することなくオペレータや端末を自由に選べるようになり、番号ポータビリティ・サービスの利点を最大限活用できることになります。また、ユーザーは、端末を自分が使いやすいようにカスタマイズしながら、複数の端末から画像テンプレートを途切れることなくダウンロードできるようになります。
現在、通信事業者、ブランドおよび機種により異なる99種類の端末インターフェースが利用できますが、年内には300種類に増える見込みです。
アクロディアのCEO兼創業者である堤 純也氏は、次のように述べています。「ジェミナイの優れたHyperScaleソフトウェアのサポートにより、多数のお客様によるユーザー・インターフェース・コンテンツのダウンロードにいつでも対応できる、拡張性に富んだソリューションの提供が可能になりました。ジェミナイのサーバー・テクノロジーと弊社のダイナミックなユーザー・インターフェース技術による、優れたエンド・ツー・エンド・ソリューションをお客様にご提供できることを大変うれしく思います。」
ジェミナイのCEO兼共同創立者であるスコット・ドリガーズ(Scott Driggers)は、次のように述べています。「この協業は、日本をはじめアジアにおける当社のビジネス拡大につながります。お客様は、つねにワイヤレス・ビジネスの推進役となる堅牢なソリューションを求めています。
ジェミナイのソフトウェアは、そのようなお客様のビジネス基盤を拡大および活性化するものです。」
ジェミナイ・モバイル・テクノロジーズについて
米国カリフォルニア州サン・マテオに本社を置くジェミナイ・モバイル・テクノロジーズは、ワイヤレス・ソフトウェアプラットフォーム製造開発の大手です。同社のハイパースケール技術は、メッセージング・プラットフォームであるHyperScale Messaging CenterとeXploコミュニティ・プラットフォームのベースとなっています。代表的な取引先は、ルーセント・テクノロジーズ、ソフトバンクモバイル、テレコム・イタリア・モバイルなどです。 同社の開発への取り組みは中国、日本、米国で行われており、アジアとヨーロッパにオフィス展開をしています。
詳細については、http://www.geminimobile.com/をご覧ください。
株式会社アクロディアについて
東京に本社を置く株式会社アクロディアは、モバイル端末のミドルウェア技術などソフトウェアの研究開発を行なっております。特にユーザーと端末との間をつなぐ様々なインターフェース技術にフォーカスしており、現在ユーザー・インターフェース技術およびメール拡張技術などを市場に提供しております。常により良い製品を追求し、技術の向上を図る当社の姿勢と取り組みは各方面より高い評価をいただいており、日本や韓国のみならず中国やヨーロッパ、北米などグローバルな市場で営業活動を展開しております。なお、アクロディアは設立後わずか2年3ヶ月で、2006年10月19日に東証マザーズに上場いたしました。
設立:2004年7月
本社:東京
拠点:ソウル、北京、エスポー市(フィンランド)
当社の詳細につきましては、http://www.acrodea.co.jp/をご覧ください。