マツダ、小型トラック「マツダタイタン」をフルモデルチェンジして発売
「マツダタイタン」をフルモデルチェンジして発売
- 内外装を一新、最新の環境・燃費基準に適合させながら、利便性も向上 -
マツダ株式会社は、小型トラック「マツダタイタン」をフルモデルチェンジして、全国のマツダ系およびマツダアンフィニ系販売店を通じて、本日から発売する。
今回の改良において、「タイタン」の外観を一新するとともに、機能性および快適性を重視した内装デザインとしている。また、高出力で省燃費のターボディーゼルエンジンや「アイドリングストップ&スタートシステム」の採用、車体各部の軽量化などにより環境・燃費性能を向上させ、商用車を取り巻く最新の環境規制の強化に対応している。加えて、新普通運転免許制度*1の施行に備えて、新普通運転免許の枠内でも多様なボディサイズ・仕様の選択が可能なラインナップとしている。
月間販売台数は、「タイタン」シリーズ全体で430台を計画している。
■新型「タイタン」の主な特長は以下のとおり
(1)優れた環境・燃費性能
-高出力&省燃費の新型ターボディーゼルエンジン
新開発3.0Lターボディーゼルエンジンおよび5.2Lターボディーゼルエンジンでは燃費や騒音などの基本性能を向上。
-「アイドリングストップ&スタートシステム」を採用
従来のイグニッションキー操作なしでエンジンを自動停止するアイドリングストップシステムに、自動再始動機能を追加。排出ガスの低減、燃費の向上、騒音の低減に寄与。
-各種環境・燃費規制に適合
全車が「新長期排出ガス規制」*2に適合すると同時に、「重量車燃費基準」*3を達成(一部仕様を除く)することにより、クラストップレベルの環境性能を実現。
*1:平成19年6月施行予定の運転免許制度の改正により、車両総重量5トン以上11トン未満の「中型自動車」を新設、これに対応する「中型免許」および「中型第二種免許」を設定する。これにより、従来普通免許では積載量5トン未満、車両総重量8トン未満までの車両の運転が可能であったのが、新普通免許では、積載量3トン未満、車両総重量5トン未満となる。
*2:自動車メーカーの生産する新車に対する規制。「新短期規制」に比べ、PM値が0.18g/kW・hから0.027g/kW・h(85%低減)、NOx値が3.38g/kW・hから2.0g/kW・h(40%以上低減)と、世界で最も厳しい水準の規制。
*3:省エネ法の運輸部門の追加対象化により、自動車メーカーは2015年度以降の各年度に国内出荷するディーゼル重量車について、各区分ごとに出荷した車両の加重調和平均燃費が目標基準値を達成することを義務付ける上での基準。
(2)多様なニーズに対応する機能性・快適性
-キャビンの仕様を改善
従来から設定のある「標準キャビン」および「ワイドキャビン」の内外装を一新すると同時に、これらキャビンの中間サイズとなる「ミドルキャビン」を新たに設定。「標準キャビン」の車幅から75mm拡大し、1,770mm車幅とすることにより、3人乗車時などの居住性を向上。
-多様なボディ・仕様をもつ5トンシリーズ
新運転免許制度の施行を見据え、3タイプいずれのキャビンタイプを選んでも、新普通免許で運転可能なラインナップを設定。
(3)安全性への配慮
-2ペダル式マニュアル変速機「スムーサーオートシフト」の進化
シフト操作性を改善させると同時に、変速フィーリングを大幅に向上(全車で選択可能)。
-「イモビライザー」の採用
乗降頻度が高い小型トラックの利用法を考慮して、盗難防止電子施錠システム「イモビライザー」を全車に標準装備。
■「タイタン」の希望小売価格(東京地区)は以下のとおり
添付資料をご参照ください。