日本農産工業、ハンガリーのソルボ社と提携し薬物トランスポーター関連商品を発売
薬物トランスポーター関連商品販売開始の件
日本農産工業株式会社は、この度ハンガリーのソルボ・テクノロジー社(SOLVO Technology. ハンガリー Budapest 以下ソルボ社)と代理店契約を締結し、薬物トランスポーター関連商品の日本国内販売を開始しました。
ソルボ社は1999年に設立された従業員70名のバイオベンチャー会社で、小腸、肝臓等での薬物の吸収、排泄機能を解析するためのトランスポーターの研究、開発、生産において世界最大規模を誇っており、全世界に商品を供給しています。小腸、肝臓等に存在するトランスポーターは、薬物の取り込み、及び排泄に関わって、医薬品の薬効に大きな影響を及ぼすと考えられています。そのためトランスポーター関連の研究は、近年医薬品開発を進める上で重要になってきています。
日本農産工業株式会社が日本国内での商品・サービス販売の総代理店を請け負っている米国ゼノテック社(XenoTech LLC 米国 Kansas)も、同様に北米市場でソルボ社商品の販売を開始し、日、米、欧をカバーする戦略的提携を強めることとなりました。
今後は各製薬企業で新薬開発目的のトランスポーターに関する試験の需要が増えると考えられ、同社が提供している商品の需要は伸びるものと期待されます。トランスポーター関連商品で3年後には1億円の売上を目指します。
以上