フジプレアムとCV21など、「集光型球状シリコン太陽電池」の早期実用化促進で協業
「集光型球状シリコン太陽電池」
共同開発に向けた意向書(LOI)の調印について
フジプレアム株式会社(代表取締役 松本實藏)と提携先の株式会社クリーンベンチャー21(代表取締役 室園幹夫:以下「CV21」)は、集光型球状シリコン太陽電池の早期事業化の促進を図るため、ATS(Automation Tooling Technology Inc.)社の子会社であるフォトワットテクノロジー(Photowatt Technologies Inc.)社との間で、共同開発促進に関する意向書に調印致しました。
フジプレアムは、拡大する太陽光発電市場において、独創的かつ競争力のある集光型球状シリコン太陽電池を開発中のCV21と業務提携し、共同で早期事業化に取り組んで参りました。そうした状況の中で、高騰するシリコン原料問題、同セルの高性能化には、三社の優れた球状シリコン技術を融合することが、早期実用化を促進すると考え、協業の意向書を締結しました。 フジプレアムとCV21は、フォトワットテクノロジー社のシリコン球の供給を受け、集光型球状セル及びモジュールを生産いたします。そのモジュールをフォトワットテクノロジー社に供給すると同時に独自のルートで世界市場に販売いたします。 また、フジプレアムは得意のモジュール技術で、汎用の大型モジュール、建材一体型モジュール、そして フレキシブルモジュールまでを開発・生産する計画です。
これにより当社は、太陽光発電事業の世界戦略を大きく促進させることが可能となり、当社における太陽電池事業の拡大を図ります。
意向書の目的は、集光型球状シリコン太陽電池技術の早期実用化に伴う開発リスクと量産・市場化に要する時間を大幅に短縮することにあります。また三社は、シリコン原料や集光型球状シリコン太陽電池の高効率化にも協力して取り組みます。 三社は、デューデリジェンスを終え、相互に確認を行った後、速やかに詳細の合意書に調印するものと致します。
※(参考)各社の概要は添付資料を参照