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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.24.Sun
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2007'06.20.Wed

松下、ホームアプライアンスグループの中期成長戦略に伴い拠点を再編

松下電器産業(株)ホームアプライアンスグループ※1の中期成長戦略に伴う拠点再編について
成長戦略の加速と堅固な経営体質の構築で2010年グローバルエクセレンスの実現を目指す


 松下電器産業株式会社ホームアプライアンスグループ※1は、2007年度からの新中期計画において「収益を伴った着実な成長」を基本戦略に置き、「強い商品作り」と「現場力の強化」を図り、成長戦略の加速と堅固な経営体質の構築で2010年グローバルエクセレンスの実現を目指しています。
 その一環として、生産面においては最適地生産の観点で生産拠点の見直しを行い、グローバルで生産拠点の再編を実施し、商品力・コスト力の強化と成長戦略の加速を目指します。また、開発面においては分散した研究開発部門の集中化を図り、様々なブラックボックス技術の融合をさらに加速させることによって、先行開発力及び商品力(商品特長・コスト力・品質力)の強化を目指します。併せてヘッドクォーター機能についても経営リソースを集中化し、経営の意思決定のスピードアップを目指します。

※1 松下ホームアプライアンス社、松下冷機(株)、松下食品システム(株)

(1)成長戦略の加速と商品力強化のためのグローバル最適地生産体制の構築

1.冷蔵庫用コンプレッサー事業の新たなグローバル最適地生産体制の構築
[1]背景
 冷蔵庫用コンプレッサー事業は、松下冷機(株)の国内1拠点(冷機デバイスビジネスユニット藤沢工場)、海外3拠点(シンガポール、マレーシア、中国)の世界3極4拠点体制で生産しており、グローバル占有率は業界2位と推定しています。国内のコンプレッサー事業はインバータータイプを主力としていますが、今後国内顧客の海外生産シフトの加速が予測され、またグローバルでは中国・アジア市場でコンプレッサー需要の大きな成長や高機能タイプへのシフトが見込まれます。2010年グローバルエクセレンスに向けた顧客納期最適の観点やさらなる商品力・コスト力強化の観点で日本・中国・アジアの3極で新たなグローバル最適地生産体制の構築が求められています。
[2]新たなグローバル最適地生産体制の構築
 今後予測されるグローバルでの事業環境を見据え現状の体制から新たなグローバル最適地生産体制への転換が求められていることに対応し、海外では2007年度にマレーシアのパナソニック冷機デバイス マレーシア(株)、2008年度には中国のパナソニック冷機デバイス無錫(有)においてインバーター機種並びに最新高効率機種の生産体制の構築を図ります。国内はデバイス事業のマザー工場として次世代先行商品の開発やモノづくり新工法の発信基地と位置付けます。この役割を強化するため、草津拠点に集結が予定されているホームアプライアンスグループ※1の研究開発部門、モノづくり、品質保証の本部スタッフ部門と連携を図るため、2008年度に国内コンプレッサー事業を草津拠点(冷機デバイスビジネスユニット草津)に移管・集約化し、新たな構想の生産ライン並びに開発施設を設置して商品力強化やモノづくり強化を目指します。

2.食器洗い乾燥機事業のグローバル最適地生産体制の構築
[1]背景
 食器洗い乾燥機事業は卓上型、ビルトイン型共に業界で高占有率を維持し、これからも市場の成長が期待できる商品分野ですが、今後、成長に伴う競争の激化等の事業環境を見据え、さらなる商品力・コスト力強化の観点で、グローバル最適地生産体制の構築が求められています。
[2]グローバル最適地生産体制の構築
 大阪府豊中市(三国拠点)のランドリービジネスユニットで生産している食器洗い乾燥機のうち、卓上型食器洗い乾燥機の生産は2008年2月頃を目途に中国浙江省杭州市のパナソニックHA杭州(輸出加工区)(有)へ移管します。
 またビルトイン食器洗い乾燥機の生産及びランドリービジネスユニットのスタッフ部門は2008年8月頃の目途で、滋賀県草津市(草津拠点)に移転します。
 このグローバル最適地生産体制の構築により、卓上型食器洗い乾燥機の商品力・コスト力強化を図り、またビルトイン食器洗い乾燥機は草津拠点に集結が予定されているホームアプライアンスグループ※1の研究開発部門との連携をさらに密にして商品開発力の強化を図り、成長戦略の加速を目指します。


(2)研究開発機能の集中化による先行開発力の強化と「強い商品作り」の実現
[1]背景
 グローバルでの競争が激化する中、2010年グローバルエクセレンスの実現に向けた「強い商品作り」のため、「ヒートポンプななめドラム洗濯乾燥機」や「お掃除ロボットエアコン」の様に異なる商品分野のブラックボックス技術の融合を加速させること等による一層の先行開発力の強化が必要になっています。現在ホームアプライアンスグループ※1の技術本部及び研究所部門は3ヶ所に拠点が分散していますが、今後、技術融合の効果がさらに発揮できる体制の構築が求められています。[2]研究開発機能の集中化
 現在大阪府豊中市(三国拠点)にあるホームアプライアンスグループ※1技術本部及び電化住設研究所、くらし研究所、また奈良県大和郡山市にある電化住設研究所(奈良北拠点)を、2007年12月頃を目途に滋賀県草津市(草津拠点)に移転します。この移転により、従来から草津拠点にある冷熱空調研究所と合わせ研究開発機能の集中化を図り、各研究所の持つブラックボックス技術の融合等による先行開発力やコスト・品質力の強化を行い「強い商品作り」の実現を目指します。また、草津地区には新たに技術棟を建設し、研究部門に加え知財部門やデザイン部門(パナソニックデザイン社)がひとつの建物に入り運営する予定です。


(3)ヘッドクォーター機能の集中化による経営の意思決定のスピードアップ
 また併せて、大阪府豊中市(三国拠点)にあるホームアプライアンスグループ※1のグループ本部及び家庭電化事業グループのスタッフ部門は2007年8月頃を目途に草津拠点に移転します。この移転により、従来から草津拠点にある冷熱空調事業グループのスタッフ部門を含め、草津拠点をヘッドクォーターと位置付けグループガバナンスの集中と強化を図り、スタッフ部門の生産性向上と経営の意思決定のスピードアップを目指します。


(4)拠点の閉鎖と従業員の再配置
1.拠点の閉鎖
 上記再編措置に伴い、関連する各拠点は下記の時期を目途に閉鎖予定です。

<閉鎖予定時期>
 ・神奈川県藤沢市「松下冷機藤沢拠点」 2008年3月頃
 ・大阪府豊中市「三国拠点」 2008年8月頃
 ・奈良県大和郡山市「奈良北拠点」※2 2008年2月頃
 ※2 (注)奈良南拠点は存続

2.従業員の再配置
 閉鎖する拠点の従業員は移転先への異動を基本とします。


【ご参考】松下電器産業株式会社 ホームアプライアンスグループ※1の関連拠点
 添付資料をご参照ください。

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