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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.25.Mon
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2007'06.07.Thu

マスプロ電工、地上デジタル放送用の送受信機器を開発・販売

2011年の地上ディジタル放送 完全移行に向けて
地上ディジタル放送用 送受信機器を開発・販売!
電波不感地域や地下街などで地上ディジタル放送が見られます


 マスプロ電工は,地上アナログ放送が終了する2011年7月に向けて,TV塔からの地上ディジタル放送波が届かない電波不感地域や地下街などで,地上ディジタル放送が見られる,地上ディジタル放送用 送受信機器を開発し販売します。(p.2イメージ参照)
 この地上ディジタル放送用 送受信機器は,マスプロが長年培った高周波技術やアンテナ技術を応用したもので,「IF伝送方式 無線回線装置(TTL)」,「小電力局用 中継装置」,「極微小電力再送信装置(ギャップフィラー)」,「アンテナ」などがあります。これらの機器は,昨年11月に開催された国際放送機器展に出展し,放送業界で大きな反響がありました。
 マスプロは,2011年までに日本のすべての世帯で地上ディジタル放送が受信でき,また,地下街やビル内でも災害放送として有効なワンセグ放送が受信できる,地上ディジタル放送用 送受信機器を新規事業分野として,放送関連機器の市場拡大を図っていきます。

画像:地上ディジタル放送用 送受信機器
 (※ 関連資料を参照してください。)

■開発の背景・意図とイメージ
 地上ディジタル放送は2006年末までに全国で開始され,全世帯の約84%(約3950万世帯)が視聴可能となってきています。しかし,山間地や離島など約16%の世帯はTV(送信)塔から遠く離れているなどの理由で,まだ受信できていないのが現状です。
 50年の歴史を持つアナログ放送は,長い期間をかけて日本国内すべての世帯を網羅する放送中継ネットワークを構築しましたが,地上ディジタル放送は2011年7月24日までの短期間に整備する必要があります。そのため,放送用送信機器の市場では廉価で信頼性の高いインフラ機器の需要が高くなっています。今回,発表する地上ディジタル放送用 送受信機器は,そのような需要に応えるため開発したものです。

【地上ディジタル放送用 送受信機器のイメージ】
 (※ 関連資料を参照してください。)

■各機器の主な特長
●IF伝送方式 無線回線装置(TTL:Transmitter to Transmitter Link)
 地上ディジタル放送を送信する放送網の中で,電波を中継する局舎間を無線マイクロ波で接続するための送受信装置です。屋外用と屋内用があります。マスプロの独自の技術により,今までの装置に比べ50%の小型化,60%の小電力化を実現しています。

●小電力局用 中継装置
 地上ディジタル放送を送信する放送網の中で,電波を各家庭へ再送信するための装置です。送信出力が1Wタイプ(屋内用)と, 300mWタイプ(屋外内両用)があります。

●極微小電力再送信(ギャップフィラー)装置
 放送波が届きにくい山間部や,地下街などのエリアを限定して,放送を送信するための装置です。受信環境が良好な所で受信したディジタル電波を,光ケーブルや同軸ケーブルで送るヘッドアンプと,それを送信する再送信機で構成されています。再送信機は,送信出力の違いにより,10mWタイプと50mWタイプがあります。

●アンテナ
 中継局間で電波を送受信するパラボラアンテナと,各家庭へ電波を再送信するためのセクターアンテナがあります。パラボラアンテナは開口径が60cmタイプと1.2mタイプがあります。


< お問合わせ先 >
 情報通信営業部 TEL(052)802-2225

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