ランクセス、来月からイオン交換樹脂製品「レバチット」などの価格を4%~6%値上げ
ランクセス、イオン交換樹脂製品
「レバチット」と「アイオナック」の価格を改定
ドイツの化学会社ランクセスは、2007年4月1日より、イオン交換樹脂製品「レバチット(Lewatit(R))」と「アイオナック(Ionac (R))」を、それぞれ現行価格より4%~6%の範囲で値上げすることを発表しました。この価格改定は、原料の価格上昇と、原油高に伴う輸送費などのエネルギーコストの著しい上昇に対応するためのものです。値上げ幅の差については、製造に必要なエネルギーと原料の量が製品によって異なるためです。
イオン交換樹脂製品の「レバチット」と「アイオナック」は、ランクセスのイオン交換樹脂ビジネスユニットのトップブランド製品で、主に工業用水の処理や、一般消費者向けの製品、触媒、化学処理の応用に使用されています。
イオン交換樹脂ビジネスユニットは、パフォーマンスケミカルズ部門(2006年度売上:18億1,000万ユーロ)に属しています。
このリリースの原文(英語)は、以下のURLにてご参照下さい。
www.press.lanxess.com
■ランクセスについて
ランクセスは、ドイツを本社に、世界18カ国におよぶ50以上の拠点で事業を展開する大手化学会社です。化学会社バイエルの化学品事業とポリマー事業の一部を母体に、2004年に設立しました。高品質の化学品、合成ゴム、プラスチックを製造し、その製品ポートフォリオは、基礎化学品、機能性化学品、顔料、プラスチック、合成ゴム、ゴム薬品、皮革用化学品、物質保護剤、イオン交換樹脂など多岐にわたります。全世界の従業員数は約17,000人で、2006年の総売上は約69億ユーロにのぼります。ランクセスについての詳細は同社URLにてご確認下さい。 www.lanxess.co.jp