中部電力、配電業務総合支援システムにおける携帯端末機の運用を開始
配電業務総合支援システムにおける携帯端末機の運用開始について
当社は、このたび「配電業務総合支援システム」(*)と連動し、電柱・電線の新規設置のための設計業務において、現地で電柱・電線などの設備やお客さま契約情報の検索、設計内容の登録が可能となる携帯端末機を開発し、平成19年4月2日に全社一斉に運用を開始いたします。
(*)電柱などに施設された電線からお客さま宅へ電気をお届けする配電業務において、電柱・電線の新規設置に伴う設計内容から配電線の系統図までをコンピューターが描く地図上で一元管理し、設備形成の計画や日々の保守などの業務全般を支援するシステム(平成17年10月に全社展開を完了。同システムの開発・導入については、平成14年3月27日、平成15年5月9日に発表済み)。
従来は、事前準備として事務所内でシステム内の情報検索と設計用図面の印刷を行い、これをもとに現地で設計し、帰社後に設計内容をシステム登録しておりましたが、今後は、以下のとおり、設計業務の省力化・効率化とお客さま対応の向上を図ることが可能となります。
(1)現地での設計と帰社後のシステム登録、といった二重作業が不要となる
(2)事前準備不足や現地確認不足による重複出向を抑止できる
(3)現地でのお客さまからのお問い合わせに迅速・的確な対応が可能となる
なお、携帯端末機は、常にサーバと送受信しながら使用し、端末機内部には個人情報を含めた各種情報を保有しない仕組みとすることで、情報漏えい防止のための対策も行っております。
以上
(※参考資料あり)