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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.26.Tue
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2007'04.03.Tue

アステラス製薬、米リジェネロンのヒトモノクローナル抗体開発技術に関するライセンス契約締結

リジェネロン社のヒトモノクローナル抗体開発技術「VelocImmune(R)」
ライセンス契約締結のお知らせ


 アステラス製薬株式会社(本社:東京、社長:野木森 雅郁、以下「アステラス製薬」)は、本日、米国リジェネロン社(本社:ニューヨーク)と、リジェネロン社の保有するヒトモノクローナル抗体開発技術(VelocImmune(R) Technology、以下「VelocImmune」)の使用に関する非独占的技術導入契約を締結しましたので、お知らせします。

 このたびの契約締結に伴い、アステラス製薬はリジェネロン社に対し、契約締結時に20百万ドルの一時金を支払うとともに、その後年毎に追加費用として各20百万ドルずつを計5回支払うことにより最長6年間「VelocImmune」を使用できることになります。但し、アステラス製薬は、契約締結以降3回、計60百万ドルの追加費用を支払った後、契約締結から4年経過時点において同契約を任意に解約する選択権を有しています。同技術によって開発されたヒトモノクローナル抗体が製品化した場合には、売上に応じて、料率としては1桁台中盤のロイヤリティをリジェネロン社に支払う予定です。なお、アステラス製薬は契約締結時の一時金とその後の追加費用の内当初4年の技術使用期間に対応する80百万ドルを、今期(2007年3月期)の研究開発費に一括で計上することになります。

 アステラス製薬は2010年度を最終年度とする中期経営計画において、新たに抗体医薬の分野にも積極的に取り組んでいくことを掲げており、今回の技術導入契約が抗体医薬創出の基盤技術強化に寄与するものと期待しています。


◆VelocImmuneについて
 リジェネロン社の「VelocImmune」は、疾患治療用の完全ヒト型モノクローナル抗体を迅速に取得する基盤技術であり、完全ヒト型モノクローナル抗体の開発速度および開発効率の飛躍的な向上を可能とするものです。VelocImmuneマウスは、他の抗体産生トランスジェニックマウスとは異なり、野生型マウスと同等の強い免疫反応を示すことから、高い結合親和性と生物活性を兼ね備えたヒトモノクローナル抗体の効率のよい取得が可能となります。


◆リジェネロン社について
 リジェネロン社は、重篤な疾患領域における治療薬の創出を目指す創薬・開発型のバイオ製薬企業です。同社は現在、癌、眼疾患、炎症疾患領域に臨床試験段階の開発候補化合物を有し、その他の疾患や疾病においても前臨床での開発を進めています。

 また、同社は、VelociGeneR,VelociMouseR,VelocImmune(R)といった一連の技術基盤を開発しており、これらの技術はヒトモノクローナル抗体の創出・検証において、開発速度と開発効率の向上に寄与するものと期待されています。リジェネロン社について、さらに詳細な情報が必要な方は、同社のホームページhttp://www.regeneron.comをご参照下さい。


以 上

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