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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.27.Wed
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2007'04.04.Wed

エリスネット、JEITAから環境データベース「環境情報流通システム」を継承

エリスネット、電子部品に含まれる化学物質の
「環境情報流通システム」を継承、サービス開始


1. 発表の主旨
 株式会社エリスネット( 東京都港区、代表取締役社長:石井利幸)は、(社)電子情報技術産業協会(JEITA)が構築した「環境情報流通システム」を、2007年4月1日から継承し、以降の運営および流通拡大を行います。

2.「環境情報流通( JEITA-Green )システム」の概要
 この「環境情報流通システム」は、経済産業省からJEITA が受託し、一般電子部品の含有化学物質に関する電子情報の流通基盤を確立すべく実施したプロジェクトにより構築されており、登録された電子部品の環境情報コンテンツを検索することが出来ます。
 弊社は、このプロジェクトにおいてコンテンツの作成に参加しました。
 当システムは、電子部品における国内最大・最先端の環境データベースと言えます。

1)プロジェクトの期間
 2005年度、2006年度の2年間(サービス開始は、2006年4月)

2)主な成果
[1]環境辞書標準・環境システム標準の制定
[2]環境情報システムを開発し、流通サービスを開始
[3]環境情報の参加部品メーカは26 社、情報量は62 万件以上

3)システム構成
[1]入力システム公開、限定公開、非公開情報の管理機能を持つ
[2]収集システム入力サーバから収集し、公開サーバに保管
[3]公開システム電子部品の公開環境情報を閲覧
 http://www.green-components.com/eiparts_p/Login
 ※登録されたECALS(※1)部品情報からもリンク

 *関連資料「システム構成図」参照

4)対応フォーマット
 JGPSSI(※2)ver.3.0、およびECALGA(※3)対応。
 24物質の含有物質情報を表示。
 2006年7月に施行された、EUのRoHS指令にも対応。

5)主な情報提供部品メーカと、部品種類
 メーカ:JEITA会員企業を中心にした一般電子部品メーカ
 部品:抵抗、コンデンサ、サーミスタ、コネクタ、インダクタ、電源、等

3. 経緯と今後
 2年間のプロジェクト終了に伴い、4月以降は民間企業に事業が移管されることになり、エリスネットがその事業を継承いたします。
 エリスネットは、半導体、一般電子部品など200社、200万品種の電子部品情報のデータベースを保有し、1990年の設立時より一貫してその流通・拡大を事業の中心として活動している企業です。
 加えて2005年2月、RoHS指令に対応した(社)日本電気制御機器工業会(NECA)のグリーン情報検索サイトを構築するなど、環境情報の流通にも積極的に取組んできました。
 現在のJEITA環境情報流通事業の情報には、半導体は含まれておらず、また海外の化学物質に関する各種規制(REACHなど)に全て対応する程の網羅性は現在まだないが、このデータベースを拡充することにより、将来的に電子部品の含有化学物質情報を必要としている多くの企業にとって、大変重要な情報源になるものと考えております。
 エリスネットは、既存会員や新規会員に対し、付加価値情報としてこの環境情報を提供していく予定であります。

以上


<用語の解説>

ECALS(※1)
 ECALSとは、JEITAが推進する電子部品の電子商取引の標準化、実用化活動を指します。
 その活動の一貫として、1996年より電子部品、半導体の部品情報をコンピュ-ター及びネットワーク上で取り扱う為の記述標準(ECALS辞書)をJEITAで策定し、2000年初めに実用化にいたりました。ECALS辞書はISOやIECの規格を基本に拡張したものであり、他の電子辞書との親和性を重視しています。
 ECALSの推進、および運営はJEITA/ECセンターが行っています。
 ECALS化のメリットは、業界標準であるために、情報提供側企業にも、活用側企業の双方に利点があります。提供側は、業界標準の部品技術体系で自社部品情報を作成でき、活用側に同一のフォーマットで提供できるメリットがあります。
 一方、活用側のメリットは大きく、それまでの部品管理システムをECALS分類体系に再編成しておけば、部品メーカから提供される納入仕様情報や、弊社で提供する情報検索サービスとも一体化し、PDM(Product Data Management)の一元管理ができるようになります。
 例えば、それまで事業所ごとに異なる部品名で登録されていた部品が共通名称になるなど、コスト面で大きな削減効果があります。
 エリスネットでは、このようなECALS 分類体系のPDM 構築支援を行っています。

JGPSSI(※2)
 国内のグリーン調達調査共通化協議会のことで、電気・電子関連の有力企業各社が集まり、グリーン調達の共通化の取り組みをするために組織化された協議会であり、RoHS 指令も考慮し、製造に使う材料・部品に有害な化学物質を含まないように、そのサプライヤに対する調達のガイドラインを策定しています。
 http://www.db1.co.jp/jgpssi.html

ECALGA(※3)
 ECALGAとは、JEITA/ECセンターが標準化、実用化を推進している次世代EC標準の総称です。
 そのコンセプトは、「全ての壁を越えて、全てのビジネスプロセスをグローバルかつシームレスに繋ぎ、ダイナミックなビジネス展開を可能にするビジネススタンダード」です。


株式会社エリスネットについて
 エリスネットは、DB事業を基盤事業としており、半導体・電子部品総合情報サイト「ELISNET」及び、半導体・電子部品の調達サイト「ELISshop」を運営。また、データベース事業でのノウハウを活用し、ECサイトや検索サイト、社内システム等の構築・運用を支援するソリューション・サービス、エレクトロニクス業界に特化した広告サービスを展開しております。 http://www.elisnet.co.jp
 半導体・電子部品総合情報サイト「ELISNET」: http://www.elisnet.or.jp
 半導体・電子部品の調達サイト「ELISshop」: http://www.elisshop.com

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