参天製薬、欧州で緑内障・高眼圧症治療剤「DE-085(タフルプロスト)」の承認申請
欧州での緑内障・高眼圧症治療剤 DE-085(タフルプロスト)承認申請について
参天製薬株式会社の欧州子会社サンテン・オイ(フィンランド・タンペレ)は、4月2日(現地時間)、欧州主要国(13カ国)に対し、緑内障・高眼圧症治療剤 DE-085(一般名:タフルプロスト)の承認申請を行いましたのでお知らせします。
DE-085は、原薬の製造を旭硝子株式会社(東京都千代田区)が行い、当社が製剤化し、開発を行ったプロスタグランジン系緑内障・高眼圧症治療剤です。
緑内障は、眼圧の上昇などによって視神経が傷害され、視野欠損や失明を引き起こす病気であり、眼疾患による視覚障害(視力低下、失明)の主な原因となっています。潜在的な患者さんが多いと推察されており、早期発見および早期治療が今後ますます課題となっています。
参天グループは、今後DE-085が製品ラインナップに加わることで、より多くの治療の選択肢を医療の現場に提供でき、患者さんのQOL(生活の質)向上に貢献できることを期待しています。
なお、日本でのDE-085の申請は2006年7月31日に実施しております。
< 概要 >
開発コード:DE-085
一般名:タフルプロスト
剤 型:水性点眼剤
申請時の効能・効果:緑内障、高眼圧症
申請時の用法・用量:1回1滴、1日1回点眼する
保存方法:室温保存
以上