サイボウズ、エフティコミュニケーションズとビジネスソフトの販売網強化で業務提携
サイボウズとエフティコミュニケーションズ間の業務提携
及び「株式会社ジャパンTSS」の株式取得に関するお知らせ
~ 新たなビジネスソフトウェア市場の開拓を目指し、販売網を強化 ~
サイボウズ株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役社長:青野 慶久(戸籍名:西端 慶久)以下サイボウズ)は、株式会社エフティコミュニケーションズ(本社:東京都中央区 代表取締役社長:畔柳 誠 以下エフティコミュニケーションズ)との間で業務提携を行うこと、及びエフティコミュニケーションズの子会社、株式会社ジャパンTSS(本社:東京都台東区 代表取締役社長:重川 晴彦 以下ジャパンTSS)が実施する第三者割当による新株式発行を引き受けることを決議いたしましたので下記のとおりお知らせいたします。
記
■1.業務提携の理由
サイボウズは誰もが簡単に使えることを追求したコンセプトに基づき、ビジネス用ソフトウェアを開発・販売しているソフトウェア会社です。主力製品のWeb型グループウェア「サイボウズ Office」と「サイボウズ ガルーン」は、現在2万社を超えるお客さまにご利用いただいており、ビジネスソフトウェア市場では、シェアを大きく伸ばしています。1997年の創業以来、サイボウズはホームページを活用した直接販売を主に行ってきましたが、2002年9月からは販売経路を増やすため販売パートナー制度を導入してきました。今後は、新たなビジネスソフトウェア市場の開拓を目指すため、今までの販売方法では難しかった「これからIT化を目指そうとしている中小企業さま」へのアプローチを図ります。そこでこの度、販売網を更に強化するため、全国の中小企業に対して様々なOA機器や通信機器の設置・保守工事を行う、エフティコミュニケーションズの子会社、ジャパンTSSとの業務提携の合意にいたりました。今後はジャパンTSSが養ってきた様々な販売ノウハウやサポート業務基盤を活かし、新たな顧客層への拡販に取り組んでまいります。また、将来的にはジャパンTSSと共に中小企業向きの商品開発なども検討していく予定です。
■2.業務提携の内容
サイボウズとジャパンTSSは定期的な人材交流を維持し、サイボウズからはビジネスアプリケーションとそれに付随する業務ノウハウを提供いたします。また、ジャパンTSSは、今までに養ってきた様々な販売ノウハウやサポート業務基盤を活かし、サイボウズからのアプローチが難しかった「これからIT化を目指そうとしている中小企業さま」という新たな顧客層への拡販に取り組みます。この販売網の強化を足がかりに、両社は日本企業の更なるIT化促進に貢献してまいります。
1)エフティコミュニケーションズのASP・ISP事業において、サイボウズが保有するASP事業・ネットワーク活用ノウハウを活かし、当社のサービスの質の向上と関連商材の販売チャネルの拡大・販売網の強化策を取り込みます。
2)エフティコミュニケーションズの子会社「株式会社アイエフネット」とジャパンTSS、及びサイボウズとの間で、「業務提携推進委員会」(仮称)をつくり、それを介して活発な人的交流を行います。サイボウズが保有する技術力・開発力の活用について検討し、3社のノウハウを相互活用することで、エフティコミュニケーションズの顧客への製品・サービスの紹介と浸透向上策を模索します。
3) サービス関連商材の販売チャネルの拡大と、顧客訴求力の向上による販売網の強化を図ります。また将来的には、サイボウズが提供するモバイルサービスや付加価値の高い周辺ソフトウェア技術の導入の可能性を検証し、法人顧客の新規獲得と既存顧客への新サービスの浸透率向上を目指します。
*以下、詳細は添付資料をご参照ください。