日本旅行業協会、海外ツアーの1月~3月実績と4月~6月予約状況を発表
2007年海外パッケージツアー1月~3月実績と4月~6月予約状況
(募集型企画旅行会社6社)
(人員ベース:%)
【2007年1月~3月実績】
☆中国方面、アジア方面が一昨年のダメージから完全回復し、実績を伸ばした
○中国方面 165.7%(1月)、152.9%(2月)、135.2%(3月)
○アジア方面 115.0%(1月)、110.5%(2月)、100.9%(3月)
(前年実績比)
【2007年4月~6月予約状況】
☆中国方面は航空路線拡充による多彩な商品設定もあり、好調を維持
○中国方面 152.9%(4月)、122.3%(5月)、144.4%(6月)
☆アジア方面はビーチリゾートに加え、都市型商品も人気で、全体的に好調
○アジア方面 109.4%(4月)、106.6%(5月)、107.8%(6月)
(前年同時期比)
◆海外パッケージツアー方面別実績及び予約状況(募集型企画旅行会社6社)
◆1月~3月前年実績比(募集型企画旅行会社6社)
◆4月~6月予約状況前年同時期比(募集型企画旅行会社6社)
(※ 関連資料を参照してください。)
○調査対象会社
(株)ジェイティービー、近畿日本ツーリスト(株)、(株)日本旅行、(株)阪急交通社、(株)ジャルパック、ANAセールス(株)
(社)日本旅行業協会では、四半期に一度、海外旅行の方面別動向を探るため、募集型企画旅行会社6社の海外パッケージツアーの調査をおこなっている。今回は、2007年1月~3月の前年実績比及び2007年4月~6月の予約状況の前年同時期比について調査をした。この調査は、2007年4月初旬に実施したものをまとめている。
※今回の調査よりANAセールス(株)を加え6社とした
但し、オセアニア方面はANAセールス(株)の商品設定がないため、集計からは除いている
【2007年1月~3月実績】
・中国方面は航空会社の路線拡充や不安要素が払拭されたこともあり、大幅増となった
・アジア方面は落ち込んでいたバリ島などのビーチリゾートが回復したことで、好調な結果となった
・1月は年始出発の旅行傾向が定着してきたこと、2月は昨年なかった3連休効果もあり、全方面計で前年実績を上回った
【2007年4月~6月予約状況】
・中国方面は航空路線拡充により多彩なパッケージ商品が設定されたこともあり、4月以降も順調な出足
・アジア方面はインドネシアやタイのビーチリゾートに加え、香港や台湾といった都市型商品にも人気があり、全体的に好調な予約状況
・ヨーロッパ方面は季節が良くなる5月以降に予約が上向いている
・ゴールデンウィークは4月が3連休、5月が4連休ということもあり、近場の中国方面、アジア方面が人気となっている