三菱商事、マレーシア国の石油・ガス探鉱鉱区へ参画
マレーシア国における石油・ガス探鉱鉱区への参画について
三菱商事は、石油・ガス探鉱開発会社ニューフィールド・サラワク・マレーシア社(Newfield Sarawak Malaysia Inc: ニューフィールド・エクスプロレーション社の100%子会社)と、同社が保有するマレーシア国サラワク州沖深海鉱区Block 2C の探鉱・開発権益の20%の譲渡を受けることに関し、マレーシア国営石油会社ペトロナス社の承認の上、正式に合意しました。
権益譲渡後の各パートナーのBlock 2C の権益持分比率は下記の通りです。
ニューフィールド・サラワク・マレーシア社: 40% (オペレーター)
ペトロナス・チャリガリ社: 40%
当社: 20%
ニューフィールド・エクスプロレーション社は、ヒューストンに本社を置く独立系の石油・ガス探鉱開発会社であり、アメリカ国内ではメキシコ湾内陸部、メキシコ湾、中央大陸及びロッキー山脈他で事業を展開しており、又、海外では、英国、北海、中国沖、マレーシアで積極的に事業を行っております。
ペトロナス・チャリガリ社はマレーシア国営石油会社ペトロナス社の100%子会社で、マレーシア国内、並びに、世界20カ国以上で探鉱・開発事業を行っております。
当社は、両社の業界における卓越した経験、能力、実績を高く評価しており、積極的に本事業に取り組んでいきたいと考えております。
当社は、マレーシア国ではサラワク州でのLNG合弁事業(マレーシアLNG社、マレーシアLNGデュア社、マレーシアLNGティガ社)に直接・間接的に出資しており、又、マレーシアLNGティガ社向け原料ガスの開発・生産事業にも参画しております。Block 2C 鉱区への参画により、同国における天然資源の開発並びにLNG 事業の拡大に貢献していきたいと考えております。
以上