アドス、データ収集とデータ変換が可能な最新ソフト「Pluxis(プラクシス)」を発表
既存アプリケーションから多彩なデータ変換、効率の良いデータ収集を実現
MS Officeを入力フロントエンドに、データ収集・変換を可能にした「Pluxis(プラクシス)」を発表
最新のExcel 2007、Word 2007にも対応
株式会社アドス(社長:青木 雅裕、本社:横浜市中区、以下アドス)は、2007年4月20日にデータ収集とデータ変換の新しい方法を形にした最新ソフトウェア『Pluxis(プラクシス)』を発表しました。
『Pluxis』は、Excel、Wordなどを入力フロントとして、必要なデータを抽出し、複数の形に変換することが可能です。入力作業を行うPCで各データの妥当性を検証し、XMLをはじめ、抽出されたデータを様々な形に変換できます。
【既存アプリケーションからのデータ抽出・変換】
XML、CSV、テキスト、データベース変換を基本機能として実装しており、簡単な設定により、高度な変換を実現します。変換フローを汎用的な部品(DLL)として開発し、配布、利用することができ、ソフトウェアベンダやシステムインテグレータが『Pluxis』を独自のアプリケーションやシステムに組み込むことも可能です。一つのデータを複数のデータ形式へ変換することもでき、シングルデータ、マルチユースを実現します。
【多種多様な利用シーン】
XMLを使ったスケーラブルなB2B国際標準から、部門単位で実施しているデータの収集、集計業務まで幅広く対応することができ、煩雑なデータ集計業務を抱える、多くの分野、業界での活用が可能です。(※1.利用シーンについては別紙参考資料参照)
【Reach法(環境関連法規制)対応へのアプローチ】
『Pluxis』は、現在Reach法などの環境関連法規制で世界的に話題となっている環境情報(製品含有化学物質データ)の集配信の課題を解決すべく、開発された製品です。特に電子・電機ハイテク業界の世界的なB2B標準化団体、RosettaNetの活動の一環として、マイクロソフトとアドスが中心となりセットメーカー、及び部品サプライヤ各社と検討を2006年4月より重ねてきました。『Pluxis』により、情報を必要とするセットメーカーは「欲しい情報を欲しい形」で集めることができ、入力側の電子部品、原材料サプライヤの担当者は、使い慣れたOffice製品から新しい操作を習得することなく、入力作業を実施、提出することが可能となります。今後は、大規模セットメーカーだけではなく、EDIに多大なコストを割くことが難しい中小サプライヤ向けのソフトウェアとしても提供します。
本日、発表した『Pluxis』は、6月上旬に正式版の出荷開始を予定しています。プレビューリリース版は購入することも可能で、正式版販売前に購入した顧客はリリース時に正式版を無償で受け取ることができます。『Pluxis』は、社員の各PCに保存されたデータ資産(個人資産)をXMLとして、再利用可能なデータ資産(会社資産)に変換し、企業の更なる生産性向上を実現します。
※Pluxisの詳細につきましては、以下をご参照ください。
【製品概要】
■『Pluxis』について
『Pluxis』は、MS Officeを入力フロントエンドに、効率よく、的確に「欲しいデータを欲しい形」で集め、データ入力時にクライアント側でその妥当性を検証、複数のデータ形式への多彩な変換を実現するツールです。現在、世界的な電機・電子ハイテク業界のB2B標準化団体である、RosettaNetで環境情報(製品含有化学物質)の収集ツールとして注目されています。
■製品紹介 URL:http://www.a-dos.com/jp/products/pluxis/index.jsp
■製品構成:
・Pluxis(Pluxis Personal SDK)
1クライアントライセンス(Personal SDK 付き)
・Pluxis Deployment Kit(Pluxis Commercial SDK)
商用開発向け有償開発可能な開発者向けライセンス
・Pluxis Client Site License
10クライアントライセンス ~
・Pluxis Deployment License
50クライアントライセンス ~
・Pluxis Server License
1CPUライセンス
【技術解説】
■XMLとは
XMLはテキストでできたデータ形式の一つで、「拡張可能なマークアップ言語」と訳されることが多い。同じテキストデータ形式のCSVに比べデータの意味(説明)がタグによって人やシステムにも理解されやすい特長がある。iTunesの曲目リストもXML形式であり、データの保存形式として利用されている。
[その他XMLの利用例]
・幅広い規模においてコンピュータ間で送受信するデータ形式として
・XMLにスタイルシートを組み合わせてWebページを生成する場合にも利用
・RSS、Ajax、SOA、Webサービス技術など
■XMLの利用メリット
・XMLデータはタグによりルール化されており、プロセッサの処理が単純になる
・データが構造化されることにより、検索効率が高くなる
・表示方法を表すスタイルシートとデータの内容を表すXML文書を別々に管理することができ、単一データ、複数表示を実現できる
※文中の会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
【 株式会社アドス 会社概要 】
所在地:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町70-.3三井住友海上横浜ビル9F
代表者:代表取締役 青木雅裕
設 立:1991年4月
資本金:10,000万円
従業員数:20名
業務内容:XMLサーバ Mighty for RosettaNet、ADOS XMLStudio等を開発、販売
XML・JAVA技術に関する教育、コンサルティング、ソリューションを提供
(※ 参考資料は別紙を参照してください。)