デル、第４世代の高速「ＬＴＯ」技術を採用したテープバックアップ装置を発売
デル、第４世代の「ＬＴＯ」テクノロジを採用した
テープバックアップ装置「ＰｏｗｅｒＶａｕｌｔ ＬＴＯ－４－１２０」を発売
テラバイト級の大容量を毎秒１２０ＭＢの高速バックアップで、
中小から大企業までデータ管理を強力サポート
デル株式会社（本社：川崎市幸区、代表取締役社長：ジム・メリット）は、本日、同社の高性能ストレージ製品「ＰｏｗｅｒＶａｕｌｔ（パワーボルト）」シリーズで、磁気テープ記憶装置規格の最新世代「ＬＴＯ－４」を採用した外付けタイプのテープバックアップ装置「ＰｏｗｅｒＶａｕｌｔ ＬＴＯ－４－１２０」を発表しました。価格（税込）は４１４，２２５円で、４月２４日（火）より販売を開始します。
新製品：ＬＴＯテープライブラリ「ＰｏｗｅｒＶａｕｌｔ ＬＴＯ－４－１２０」
発売日：４月２４日（火）
価格（税込）：４１４，２２５円
外付け型シングルドライブ
「ブロンズ」標準保守サービス３年間翌営業日対応オンサイト
近年、企業内で管理するデータは、メール、画像、音声、動画などの非構造データの比率が高まるとともに、前年比倍増の急速なペースで容量が増え続けていると言われ、大容量のデータを高速かつ確実にバックアップする必要性が高まっています。また中堅・中小規模の企業でも、バックアップ統合が進み、コンプライアンスや災害対策の観点からもデータ保全の認識が高まっていることから、高速で信頼性の高いバックアップ装置への需要が高まりつつあります。
「ＰｏｗｅｒＶａｕｌｔ ＬＴＯ－４－１２０」は、大容量データの高速読み書きを特徴とする磁気テープ記憶装置の規格「ＬＴＯ」の最新世代であるＬＴＯ－４テクノロジを採用し、シングルテープに最大で非圧縮時８００ＧＢ、圧縮時１．６ＴＢのデータを、毎秒１２０ＭＢ（非圧縮）～２４０ＭＢ（圧縮時）の高速でバックアップするシングルドライブのテープ装置です。また「ＰｏｗｅｒＶａｕｌｔ ＬＴＯ－４－１２０」は、情報セキュリティへの需要の高まりに対応して、ＡＥＳ２５６ビット方式によるハードウェアベースベースの暗号化技術を搭載しており、連携するバックアップソフトウェア（順次提供予定）との組み合わせにより、テープの持ち出しによる情報漏洩を防止できるようになります。加えて、高速で汎用性の高いＳＡＳ（Ｓｅｒｉａｌ Ａｔｔａｃｈｅｄ ＳＣＳＩ）接続方式を採用し、ＳＣＳＩ接続に比較してスケーラブルなバックアップを実現します。
「ＰｏｗｅｒＶａｕｌｔ ＬＴＯ－４－１２０」は、中小規模の企業から大規模企業まで、大容量データに対し信頼性と拡張性の高いバックアップを可能にします。
＜「ＰｏｗｅｒＶａｕｌｔ ＬＴＯ－４－１２０」の特徴＞
・大容量、高速バックアップ
約４０万円の価格で８００ＧＢを１２０ＭＢ／秒の高速バックアップ（非圧縮時、圧縮時：最大１．６ＴＢ、２４０ＭＢ／秒）を実現。
・ハードウェアベースの暗号化
バックアップデータのセキュリティを高めるためにハードウェアベースの暗号化機能を搭載。
この暗号化機能と連携するバックアップソフトウェア（順次提供予定）を利用することで、テープからの情報漏洩のリスクを最小化。ハードウェアベースの暗号化のため、バックアップパフォーマンスへの影響なし。
・互換性
第３世代の「ＬＴＯ－３」フォーマットテープとの間では読み書きの互換性を確保。さらに第２世代「ＬＴＯ－２」のテープからは読み取りが可能。高い互換性により、過去の情報資産を有効活用可能。
・スケーラビリティ
高速で汎用性がある接続インターフェイス規格のＳＡＳ（Ｓｅｒｉａｌ Ａｔｔａｃｈｅｄ ＳＣＳＩ）に対応（ＳＡＳ５ｉ／ＲＳＡＳ５／Ｅ）し、企業の成長にあわせたバックアップシステムの構築を支援。
デルは、法人顧客の信頼されるパートナーとして、業界標準技術をベースに最適なコストパフォーマンスと拡張性を実現する「スケーラブル・エンタープライズ」を今後も推進していきます。
＜添付資料＞
・「ＰｏｗｅｒＶａｕｌｔ ＬＴＯ－４－１２０」の主な仕様
記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。