米LSI、「SAS IC」の累計出荷が2百万個を突破
LSIのSAS IC累計出荷が2百万個を突破
~ OEM企業が、業界屈指の性能、スケーラビリティ、柔軟性を誇るLSIのSAS ICソリューションを続々と採用 ~
LSIコーポレーション(社長兼CEO〈最高経営責任者〉:アビ・タルウォーカー〈Abhi Talwalkar〉、本社:米カリフォルニア州ミルピタス市/ニューヨーク証券取引所:LSI)は、SAS ICの累計出荷数が2百万個を突破したことを発表しました。これにより、LSIのSAS(シリアル・アタッチトSCSI)市場におけるリーディング企業としての地位はますます強固なものになりました。SASの採用が急速に進んでいるこの時期にLSIのSAS出荷が2百万個を突破したことは、LSIのSASコントローラ、エキスパンダ、およびRoC(RAID・オン・チップ)に対する、企業向けサーバや外部記憶装置のOEM企業からの需要の高さを示しています。
LSIコーポレーションのネットワークおよびストレージ・プロダクト・グループのストレージ・コンポーネンツ担当シニア・マーケティング・ディレクタ、ロビン・ワグナー(Robin Wagner)は、次のように述べています。「今回2百万個を超える出荷を達成したことからも明らかなように、LSIのSASソリューションへの需要は非常に好調です。当社のSAS規格への早くからの取り組みと、当社の製品の特長である包括的な相互運用性とOEMシステムへの搭載テストにより、当社がOEM企業によるデザイン・ウィンをもたらした強固なIC製品シリーズを開発できるようになりました。SASの採用は今後も引き続き伸びると予想され、当社はIC製品だけでなく、当社の全シリコン・トゥ・システム製品シリーズの出荷が、引き続き好調に推移していくものと期待しています」
2007年に、IDCは企業向けストレージおよびサーバ・アプリケーションへのSAS HDD(ハードディスク装置)の出荷が、2006年の3倍を超えると予測しています。また、IDCでは、SASの企業向け市場シェアが今年度は26%に達し、他のすべてのドライブ・インターフェースのシェアを超える出荷を達成するとも予測しています。※
LSIは、ICにおける熟達した技術とSAS市場でのリーダシップにより、OEM顧客企業に市場投入までの時間の短縮という優位性を提供します。さらに、すべてのLSIのSAS IC製品は、Fusion-MPT(TM)(メッセージ・パッシング・テクノロジー)アーキテクチャを用いており、OEM企業は設計と装備の簡素化も実現できます。
LSIは、すべてのレベルでSASインフラストラクチャに対応する、業界でも最も広範囲なSASストレージ・ソリューション製品シリーズを提供しています。ICだけでなく、LSIは現在、ホスト・バスおよびMegaRAID(R)アダプタ、RAID・オン・マザーボード(ROMB)ソリューション、ストレージ・システムを含む、SAS製品を量産出荷しています。最良の性能を組み合せたSAS技術、保証された相互運用性、およびシングル・ベンダーによるサポートの提供により、幅広いストレージ・ソリューションの提供をめざすOEM企業にとって、LSIは最適なシリコン・トゥ・システムのサプライヤーとなっています。
※出典:IDC Doc. #205612, "HDD Interfaces in the Enterprise: Sorting Through the Murkiness", February 2007
※LSIおよびLSIロゴ・デザインはLSI社の商標または登録商標です。その他のブランドまたは製品名はすべて、それぞれの会社の商標または登録商標の可能性があります。
LSIコーポレーション:
LSIコーポレーション(NYSE:LSI)は、「ヒト」「情報」「デジタル・コンテンツ」をシームレスに結び付ける製品を実現する、革新的なシリコン、システム、およびソフトウェア技術のリーディング・プロバイダです。LSIは、カスタムおよび標準製品のIC、アダプタ、システム、およびソフトウェアを含めた、機能とサービスで幅広いポートフォリオを提供しています。LSIの製品は、「ストレージ」、「ネットワーキング」、および「コンスーマ」向け市場でリーディング・ソリューションを提供している企業に採用され、高い信頼を得ています。LSIコーポレーションは本社を米国カリフォルニア州ミルピタス市に構えています。(1621 Barber Lane, Milpitas, CA95035 URL: http://www.lsi.com )また、同社の日本法人であるLSIロジック株式会社は、東京都港区にオフィスを構えています。
(〒108‐0075 港区港南4-1-8 リバージュ品川ビル URL: http://www.lsi.jp )