CARDNET、次世代ギフトカード情報の取扱いを開始
CARDNET、次世代ギフトカードの情報処理サービス開始
~4月19日より百貨店最大手の高島屋が次世代ギフトカードを業界初導入~
クレジット情報処理センター大手の株式会社日本カードネットワーク(本社:東京都港区、代表取締役社長:兼子 忠彦、略称:CARDNET)は、この度、クレジットカード情報の処理を行う「CARDNETセンター」において、現在米国で急速に普及している次世代ギフトカード(以下、次世代ギフト)情報の取り扱いを開始しました。これにより、クレジットカード決済を既に導入している加盟店(以下、加盟店)では、現金・クレジットカード決済を行うPOSレジの既存決済ネットワークを利用して、次世代ギフトの取り扱いが可能になります。
次世代ギフトとは、クレジットカードと同じプラスチック製のカードを利用した、従来の使いきりの紙製ギフトカードとは性質が異なるギフトカードです。残高やカードの有効性をASP事業者のセンターで管理することが可能で、その多機能性から、現在小売業を中心に販売促進ツールとして利用するなど、注目が高まっていました。
今回、百貨店最大手の株式会社高島屋(本社:大阪府大阪市、取締役社長:鈴木 弘治、以下、高島屋)が、百貨店としては業界初となる自社店舗で使用可能な次世代ギフトとして、当社の<次世代ギフトカード情報処理サービス>を採用し、4月19日よりサービスを開始しました。残高管理やカードの有効性を確認するギフトカードの残高管理はASP事業者が担当します。
CARDNETでは、次世代ギフトの取り扱いの際に発生する「残高照会」や「チャージ」「売上 取消/返品」などの決済情報を、クレジットカードの情報中継処理を行う「CARDNETセンター」を利用して、加盟店とギフトカードASP事業者の間の中継業務を行います。
当社サービスの特徴として、加盟店は既存のクレジットインフラを利用して次世代ギフト対応を行うため、システム開発負荷が抑えられます。またASP事業者は、CARDNETと接続することで、今後利用加盟店が増加してもシステムの初期整備が大幅に軽減されます。既存インフラを有効に活用しながら、顧客サービスの拡充を目指す各社の意向を踏まえて、当社は次世代ギフトカード情報処理サービスを提供します。
CARDNETは、今後もPOSレジの他、スタンドアロンタイプの当社クレジット決済端末(JET-S端末)を利用した次世代ギフト処理への対応など、クレジットカード決済を取り巻く市場の多様なニーズに応え、安心・安定したサービスを提供できるようセンター運営ならびに開発に注力してまいります。
以上