アストラゼネカ、乳がん患者対象の「医師とのコミュニケーション」に関する調査結果を発表
医師とのコミュニケーションが『納得できる治療』のカギ
~患者さんの主治医への信頼は「医師の対応のよさ」「治療実績」が重要~
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、社長:加藤益弘)は、『医療従事者とのコミュニケーション』のサポートを目的に、乳がん患者さんを対象としたインターネットによる調査を行いました。調査結果は、ウェブサイト『がんになっても』: http://www.az-oncology.jp/ からご覧いただけます。
<主な調査結果>
調査はインターネットを通じて、乳がんと診断されホルモン剤を服用している患者さんを対象に2007年2月26日~3月5日に実施(有効回答250人)。
■約75%の患者さんは現在の主治医に満足している
■主治医に対して「満足」と回答した患者さんでは、「どちらでもない」「不満」と答えた患者さんと比較して、治療決定時に「主治医とよく話し合いができた」割合が高かった
■治療を決定する過程で「主治医とよく話し合えた」患者さんでは、話し合えなかった患者さんに比べて、治療決定の過程への「納得度」が高かった
■現在の主治医にお任せしようと思った理由として、「医師の対応がよかったから」(43.2%)が、「医師の乳がん治療実績」(30.4%)を超えて最も多かった
乳がんは癌の中でも治療期間が長く、「主治医とどのように付き合っていくか」は治療を行うにあたって大切な要素です。今回の調査結果から、患者さんの治療や主治医への満足度は、医師の治療実績だけではなく、「医師の対応」が患者さんとの良い関係を築くために重要であることがわかりました。
また医師との良い関係下では、患者さん一人ひとりが納得し、安心して治療を受けられることがうかがえました。
アストラゼネカは、新薬の開発、情報の提供を通じて、がん患者さんとそのご家族の‘希望とあたりまえの生活’の実現を目指し、がん医療の支援活動に取り組んでいます。ウェブ『がんになっても』では「医療者とのより良いコミュニケーションのポイント」を紹介するなど、患者さんと医療者の関係づくりをサポートしています。当社は、今後もより良い医療環境の構築に貢献できるよう、活動を進めていきます。
以上