東陽テクニカ、ポータブルタイプのフィールド用データ取得・解析システムを発売
フィールドでのトラブルシューティングに最適
ポータブルタイプの大容量データ取得・解析システムを発売
(米国ClearSight製 "Network Recorder Portable")
株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、社長:渡辺洋介)はこのたび、大容量のネットワークデータ取得・解析システム"Network Recorder"の新シリーズとして、軽量で持ち運びに便利な"Network Recorder Portable"の販売を開始しました。
"Network Recorder"は、10/100MまたはGigabitイーサネットからキャプチャしたパケットを直接大容量HDDに書き込みながら、標準装備のネットワークアナライザ(ClearSightアナライザ)のアプリケーションフロー解析機能を用いて解析するという、全く新しいフィールド用データ取得・解析システムです。
今回発表する"Network Recorder Portable"は、
(1)重量8.8kg
(2)高性能ポータブルPCプラットフォーム採用
(3)付属ソフトキャリングケースに本体および付属品一式を収納可能
と持ち運びに適したコンパクトモデルでありながら、370GBのパケットキャプチャ用HDD容量を装備しており、Gigabitイーサネット回線において約1時間のデータ連続保存が可能です(1Gps全二重、使用率40%の場合)。
また、ClearSightアナライザの最先端のアプリケーションフロー解析機能と直感的なGUIにより、キャプチャしたパケットをWebやメール、VoIPなどのアプリケーションごとに自動的に分類/視覚化し、大量のデータの中から目的の障害イベントを迅速にかつピンポイントに特定することが出来ます。
サーバルームやデータセンタなど様々なフィールドに持ち込んで、間欠的に発生するネットワーク障害を確実にキャッチし、トラブルシューティングを行うことができます。
通信事業者、通信機器ベンダ、システムインテグレータ等をターゲットに、初年度60台の販売を目指します。
価 格:748万円(税抜き)
販売目標:初年度60台
主な仕様:
・モニタポート:10/100/1000Base-T×2、Gigabit SFPポート×2
・Gigabitイーサネット全二重回線50%ラインレートキャプチャ
・パケットキャプチャ容量:370GB
・ネットワーク障害リアルタイム自動検出機能
・アプリケーションフロー解析機能 - 通信シーケンスラダー表示
・アプリケーションコンテンツ再生機能(Web、Mail、VoIP、Telnet他)
・複数セグメント同時解析機能
・日本語ネットワークレポート機能
■ClearSight Networks社(クリアサイト ネットワークス)について
ClearSight Networks社は2001年に設立されたネットワーク解析/トラブルシューティング分野にフォーカスしたツールベンダーです。その先進性、使いやすさ、優れたリアルタイム分析能力により、ClearSight Analyzerはネットワーキング業界において数々の賞を受賞しています。
東陽テクニカは、日本における同社の総代理店としてClearSight Networks社とパートナーシップを結び、同社製品の日本語化を行い製品教育やサポートとともに国内のお客様に同社の優れた製品を提供してまいります(ClearSight社は東陽テクニカの連結子会社です)。
■株式会社東陽テクニカについて
東陽テクニカは昭和28年の設立より「技術と情報」をキーワードに、最先端の「測るツール」を欧米の電子計測機器メーカより輸入し、日本の技術発展に寄与することを使命として、日本の研究者・開発者に提供してきました。「電子技術センター」における検査、保守、修理、校正、技術サポートや自社製品の開発。「テクノロジー・インターフェースセンター」で行われる顧客向けの各種セミナー・トレーニング。こうした取組みは、400人を超える全従業員の8割を占めるエンジニアの技術力に裏付けられています。東陽テクニカはこれからも「テクノロジーインターフェース」の使命を果たすべく、顧客に最大の満足を提供し続けます。東陽テクニカに関する詳細は、 www.toyo.co.jp をご覧ください。
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