マイクロソフト、セキュリティー対応体制強化でマルウェア対応センターの日本ラボを開設
信頼できるコンピューティング環境の実現
マイクロソフト、セキュリティ対応強化の新施策を発表
~ マルウェア対応センターの日本ラボを開設 ~
マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区)は、Trustworthy Computing(信頼できる継続的なコンピューティング環境)の実現に向けて、セキュリティ対応体制を強化するためマイクロソフト マルウェア対応センター(Microsoft(R) Malware Protection Center) 日本ラボを新設します。また、日本を含む各国の脆弱性、マルウェアの活動を分析し、半年に一度の頻度で、マイクロソフト セキュリティ インテリジェンス レポート 「Microsoft Security Intelligence Report(SIR)」日本語版の提供を開始します。
弊社製品の利用者およびインターネットの利用者の安全なコンピューティング環境を守るために、過去数年間、マイクロソフトは悪意のあるソフトウェア(または「マルウェア」) の調査や、悪意のあるソフトウェアがもたらすセキュリティ上の危険な影響を緩和する技術の開発に、多くの投資を行ってきました。今回、マイクロソフトは、世界中で発生するマルウェアの脅威への対応力を強化するため、これらの施策を行うことで日本市場に対するセキュリティの対応をより強化します。
マルウェア対応センターでは、総務省と経済産業省の連携プロジェクト「サイバークリーンセンター」の協力などにより日本国内で発見されたBotの解析を行い、日本独自のマルウェアを含む世界中の脅威に対応してきました。今回、マルウェア対応センターの日本ラボを設置し、調査や研究を強化することで、日本国内で発見されたマルウェアへの対応の精度向上や対応時間の短縮が実現されます。
マルウェア対応センターの日本ラボでは国内外で収集するマルウェアの解析および研究の成果を、マルウェア対策技術や製品である、Forefront(TM) Client Security、Forefront Server Security、Windows(R) Live OneCare(TM)、Windows Defender and the Malicious Software Removal に反映します。
マイクロソフト セキュリティ インテリジェンス レポート「Microsoft Security Intelligence Report(SIR)」は、最新のセキュリティ状況をマイクロソフトが独自に調査・研究したもので、2006年10月から提供開始しました。最初の提供では、2006年上半期(2006年1月~6月)の間に得られたデータを元にマルウェアなどの動向をお伝えしました。
今回提供する、第2版は、2006年上半期(2006年7月~12月)の提供データをもとに、マルウェアおよび脆弱性の傾向についてお伝えします。
●入手方法:< http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=88436 >
【 マイクロソフトのセキュリティに対する取り組みについて 】
コンピュータのセキュリティ問題を解決できる単独のソリューションは存在しません。 そのため、マイクロソフトでは、セキュリティ問題に対して技術的な側面と社会的な側面の両方からアプローチしています。 マイクロソフトの取り組みは、技術投資、責任のあるリーダーシップ、お客様を対象にしたガイダンスの提供と取り組みの3つの領域に渡っています。
詳細は、マイクロソフトのセキュリティ Webサイト< http://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx >をご参照ださい。
◆マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。
マイクロソフト株式会社 Webサイト
< http://www.microsoft.com/japan/ >
マイクロソフトコーポレーション Webサイト
< http://www.microsoft.com/ >
*Microsoft、Windows、Forefront、OneCareは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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