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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.26.Tue
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2007'04.26.Thu

米サンディスクと独キマンダ、モバイルストレージソリューション共同開発・製造で提携

サンディスクとキマンダ、急成長するマルチチップ(MCP)市場の
モバイルハンドセットメーカー向けに、モバイルストレージソリューションの
共同開発と製造提携を発表

サンディスクはNANDフラッシュとコントローラ、キマンダはモバイルDRAMを提供


 サンディスクコーポレーション(以下「サンディスク」)とDRAMソリューションのリーディングサプライヤである、キマンダ(Qimonda AG、本社:独ミュンヘン、日本法人:株式会社キマンダジャパン、東京都品川区、代表取締役社長:馬場久雄)は本日、サンディスクのNANDフラッシュとコントローラ、およびキマンダの低消費電力DRAMを使用したマルチチップ(MCP)の共同開発・製造で合意したことを発表しました。
 今回の提携は、急速に需要を伸ばしている、データ量の多いモバイル・アプリケーションのための大容量の統合型メモリソリューションをターゲットとしています。ポルトガルに設立した共同設立会社(ジョイントベンチャー)を拠点に、法的認可を含む各条件を満たす事を前提に推進されます。

 MCPは、キマンダとサンディスクそれぞれの既存販売チャネルより、モバイルハンドセットメーカーへ販売されます。iSuppli(アイサプライ)によると、MCPは、組み込みメモリをモバイルハンドセットに搭載する最も望ましいパッケージタイプとして変わらず強い支持を得ています。iSuppliは、MCPとして出荷されるメモリ製品の大部分がNANDとモバイルDRAMの組み合わせになるであろうと想定し、モバイルハンドセット市場におけるMCP売上が2011年には90億ドルになると予測しています。

キマンダのCEO、キンワー・ローのコメント
 「サンディスクとの提携により最先端のフラッシュメモリ、コントローラ技術を利用する機会を得たこと、そして低コストファブにより、弊社のメモリ製品ポートフォリオが強化されます。低消費電力DRAM製品の完全なポートフォリオに加え、先進の大容量MCPソリューションを提供することによりキマンダは、ハンドヘルドコンシューマ機器向けの完全な製品ラインナップを揃えることができました。競争力のあるメモリの使用と柔軟な帯域幅を必要とする主要ハンドセットメーカーの要求に応えるため、先進モバイルDRAM、大容量NANDフラッシュによるMCPを提供することで、携帯電話に使用されるメモリサブシステムのアーキテクチャを最適化することができます。」

サンディスクのCEO、Eli Harari氏のコメント
 「サンディスクは、低消費電力モバイルDRAMの第一人者であり、かつDRAM市場のリーダー企業であるキマンダとの提携が、急成長するMCP市場でのマルチメディアハンドセットへの参入機会を増し、弊社の顧客に対するストレージソリューションのワンストップショップを完成させるであろうと思っています。今回の提携により、私達は互いの技術力、IP、および設備投資を活用して、お客様に競争力のある統合型ソリューションを提供してまいります。」


 サンディスクとキマンダは、NANDフラッシュメモリとモバイルDRAMの開発と製造において、それぞれ長い歴史を持っています。今回のジョイントベンチャーは、自社の技術を補完するという意味でお互いのメモリ技術を学び合い、幅広いNAND・モバイルDRAMベースのMCP製品の提供を可能にする相乗関係を構築いたします。またこの提携は両社が引き続きそれぞれのグローバル市場に対するコミットメントを誓い、お互いの強みのある技術や製造プラットフォームを活用する効果を生むでしょう。

 エンジニアリング・サンプルは2007年の下期に提供を予定しており、量産は2007年末より開始される予定です。


サンディスクについて
 サンディスクは、フラッシュ・ストレージ・カードを最初に発明した企業であり、特許取得している大容量フラッシュメモリとコントローラ技術を利用した世界最大のフラッシュデータストレージカード製品のサプライヤーです。サンディスクの本社は米国カリフォルニア州ミルピタスに位置し、売上げの50%以上は海外で事業展開するグローバル企業です。現在サンディスクは、世界中の携帯電話メーカーに、iNAND、mDOC、microSD、miniSDやMemory Stick Micro M2などをはじめとする、内蔵、あるいは外付けタイプの幅広いストレージソリューションを提供します。


キマンダについて
 キマンダ(Qimonda AG、本社:独ミュンヘン)は、PCメーカーおよびサーバーメーカー向けDRAM製品のリーディングサプライヤです。独インフィニオンテクノロジーズのメモリ部門分社に伴い2006年5月1日に設立され、同年8月9日にニューヨーク証券取引所に上場しました。キマンダの2006会計年度の売上高は38.1億ユーロで、世界全体の従業員数は12,000人です。3大陸に5つの300ミリ生産拠点を有しており、ドレスデンの研究開発センターを筆頭に5つの主要な研究開発施設をグローバルに展開しています。キマンダは、PCメーカーおよびサーバーメーカー向けDRAM製品のリーディング・サプライヤであるとともに、現在はグラフィックス、モバイルおよびコンシューマ分野向けの省電力トレンチ技術にも重点を置いています。詳細についてはwww.qimonda.jpをご参照ください。

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