TDK、大容量80GBのDAT 160 フォーマットデータカートリッジを開発
コンパクトなサイズで80GB(※1)/160GB(※2)の大容量を可能した
DAT 160 データカートリッジを開発、発売。
DAT 160 データカートリッジが、世界で初めて DAT MG の認証試験に合格。(※3)
TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、コンパクトなサイズで80GB(2倍圧縮時160GB)という大容量を可能にした DAT 160 フォーマットデータカートリッジ DC-DAT160 を開発、このたび世界で初めてDAT MGの認証試験に合格したことにより、6月より発売いたします。また、DATクリーニングカートリッジII DC-DAT8CC も同時に発売いたします。
DDS/DATデータカートリッジは、そのコンパクト性と大容量ということから、サーバのバックアップ用途などに広く使われております。そして、最近の企業内におけるネットワークの普及やデータ量の増大により、DDS/DATカートリッジにおいても、いっそうの大容量が望まれておりました。
DAT 160 はDDSテクノロジーを受け継ぐその第6世代のデータカートリッジシステムであり、圧縮時で160GBという大容量を実現しております。さらに、DAT 160 ドライブは、現在使われているDDS-4データカートリッジおよび DAT 72 データカートリッジと下位互換性を有しているため、過去のデータの継承性という点で大きなメリットがあります。
TDKは記録メディアメーカーとして、開発初期段階からドライブ開発メーカーであるHewlett-Packard社との協力関係により、いち早く開発を完了しており、世界で初めてDAT MG の認証試験に合格いたしました。
TDKはDDS-4、DAT 72 などのDDS/DATデータカートリッジを開発、発売し、その高信頼性から高い評価をいただいております。今回の DAT 160 データカートリッジ DC-DAT160 は、メタル磁性材スーパーファイナビンクスの採用や高精度塗布技術等の、これまで培ったDDS/DATデータカートリッジ技術と最高度のテープ化技術を投入することにより、大容量・高信頼・高耐久のデータストレージメディアとなっております。
※1:非圧縮時 ※2:2倍圧縮時 ※3:2007年5月7日現在、TDK調べ
■ 品名(記憶容量)、価格、発売日
・DAT 160 データカートリッジ DC-DAT160
(記憶容量:非圧縮時80GB /2倍圧縮時160GB)
オープン価格
2007年6月発売
・DATクリーニングカートリッジII DC-DAT8CC
オープン価格
2007年6月発売
■ DAT 160 データカートリッジ DC-DAT160 の主な特長
* 関連資料 参照
■ TDK DAT 160 データカートリッジ仕様
* 関連資料 参照
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